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福岡市の松尾佳大選手(高校3年・九榮分教会信者、高佳さんの長男=写真)は先ごろ、東福岡高校ラグビー部の一員として「全国高校ラグビー大会」に出場。右ウイングとして活躍し、チーム準優勝の立役者になった。
小学1年生でラグビーを始め、中学まで地元のクラブでプレー。高校は強豪・東福岡高へ進学し、チーム1の快足を武器にトライを量産してきた。
レギュラーとして活躍するなか、2023年10月の国民体育大会で「右足腓骨骨折」と「右足靭帯断裂」の大けがを負い、約1カ月入院。その間、九榮分教会では松尾選手の回復を祈ってお願いづとめが勤められた。
復帰に向けてリハビリを重ねたものの、けがが完治しないまま高校最後の大舞台となる“花園”を迎え、「痛み止めを使いながら試合に臨んだ」という。それでも初戦、3回戦、準々決勝、準決勝に出場し、チームの勝利に貢献した。
今春、大学ラグビーの強豪・帝京大学への進学を予定しているという。「万全の状態でなかったことはとても悔しいけれど、花園で仲間とプレーできて、とても貴重な経験となった。大学でもレギュラーをつかめるよう、トレーニングを重ねていく」と抱負を語った。