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田中幸子(72歳・名古屋市)
姉が所長を務める布教所や上級教会の御用をつとめて約30年になります。
ところが、コロナ下では思うようにお道の御用ができなくなり、もどかしさを感じながら過ごしていました。
そんななか一昨年の夏ごろ、20代の青年布教師がわが家を訪ねてきました。話を聞くと、近所で出張所を開設して、夫婦二人三脚でにをいがけに歩いているとのこと。若くして熱心に、また楽しそうに布教に歩く姿に感心するばかりでした。
後日、夫婦で近所の公園内でごみ拾いをしている場面に偶然遭遇したことなどから、少しずつ親交を深めていきました。
現在は出張所に差し入れを届けたり、信仰談議に花を咲かせたりと、お道の仲間として互いに勇ませ合っています。そうした関わりを通じて、「私も負けてはいられない。若い彼らを見習って日々を楽しんで通ろう」と、一時はくすぶっていた信仰への活力が蘇り、以前よりも前向きにお道を通れるようになりました。
この夫婦との出会いは、親神様・教祖からのプレゼントだと感じています。今後とも彼らに負けないよう、所属教会や布教所を盛り立て、自分にできる御用を精いっぱいつとめていきたいと思います。