天理時報オンライン

“人だすけの種蒔き”という御用 – この旬に一歩成人


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志茂道博さん(57歳・髙河分教会教人・大阪府島本町)

支部が主催する行事や活動に、12年にわたり参加している。コロナ禍の影響で、ここ数年は思うように動けない日々が続いたが、そんな中でもポスティングなどの、感染対策に配慮したにをいがけを続けてきた。

規制が緩和されて伸び伸びと活動できるようになってからは、教祖140年祭を目指して支部が掲げる「50万軒にをいがけ」に向け、実動に拍車を掛けている。

昨年の「全教一斉にをいがけデー」では、普段のにをいがけ活動の倍の参加者が集まった。なかには、以前まで参加をためらっていた人の姿もあり、一層勇んでにをいがけに取り組むことができた。

「デー」で得た勇み心そのままに、いまも支部活動に積極的に参加している。一軒一軒、頭を下げて訪ね歩くなか、〝人だすけの種蒔き〟という有り難い御用をさせてもらっていると実感する。

「諭達第四号」に「身上、事情で悩む人々には、親身に寄り添い」とお示しいただく。この一節を指針として、悩める人にたすけの手を差し伸べ、ゆくゆくは教会へ足を運んでもらえるよう、これからも地道に実動していきたい。