【AI音声対象記事】
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Q. 50歳にして、かねて目指していた図書館司書の資格を取りたいと思うようになりました。しかし、夫や義母は「いまさら資格を取っても、働けるの?」と冷ややかで、理解を得られないことにやるせなさを感じています。諦めたほうがいいのでしょうか。(50代女性)
A. 人生100年時代といわれる現在、あなたはまだ50歳。いままで子育てをはじめ、家族のために懸命に人生を歩んでこられたことと思います。
残された人生をいかに生きるか。当然、有意義な時間を過ごしたいものですね。あなたのように夢を持つことは大切だと思います。
相談の文面からは、諦めきれないとの思いがひしひしと伝わってきます。後悔しないためにも熱意を込めて相談を重ねることをお勧めします。
今後の通り方には、周囲の理解を得ることが何よりも大切です。夢を実現するためには、夫や義母の手助けが欠かせません。相手の考えを尊重することも、家族円満には大事です。
「みかぐらうた」では「ふたりのこゝろををさめいよ なにかのことをもあらはれる」(四下り目二ッ)と教えられています。
漠然とではなく、金銭面も含めた今後の人生設計を立て、再度、夫婦で話し合いをしてみましょう。子供や義母にも納得してもらえるよう努力を重ねてみてください。
私自身、難しい問題だと思ったら、まず親神様・教祖にお願いして事を進めています。あなたの家族にとって一番いい方向へ導いてくださることを願っています。どうか相談の結果を受け入れて、家族円満の人生を歩んでください。
回答者:平澤勇一(磐城平大教会長・福島教区長)