天理時報オンライン

世界の人が楽しむスポーツを陽気ぐらし世界実現の一助に


今年の冬季五輪も、私たちに多くの感動を与えてくれました。より速く、より高く、より華麗にと努力を重ね、前人未踏の偉業を成し遂げたアスリートもいます。人間の体には、無限の可能性が秘められているようです。

私たちの体は、神様からの“かりもの”と教えられます。スポーツによって健全なる肉体を養い、健全なる精神で生きる喜びを味わうことは、元なる神様の望まれる「陽気ぐらし」の一つの姿といえるでしょう。さらに、持てる力と技をフルに発揮して、互いに喜び合い、観る人も共に楽しめることが、スポーツの持つ大きな価値として称えられています。

スポーツに国境はない、といわれるように、文化や民族やイデオロギーの違いを超えて相手を尊重し、共に流す快い汗が友情と親睦を深めてこそ、人類の平和につながります。

世界中の人間は等しく親神様の子供であり、兄弟姉妹です。互いにたすけ合って生きる陽気ぐらし世界実現のために、スポーツがその一助となることを願ってやみません。