観光名所の山の整備 長年努め
加古川市の長谷川英樹さん(77歳・志方分教会ようぼく)は、長年にわたり加古川市と高砂市の境に位置する観光名所の高御位山の点検・整備に努めた功績が認められ、先ごろ日本環境振興協会関西支部から感謝状を贈られた。
幼少のころ体が弱かった長谷川さん。高校からマラソンを始めると、トレーニングの一環として、自宅近くの高御位山に登るようになったという。
こうしたなか、トレーニング中に階段の崩れた部分を補修する高齢の登山者と出会ったことがきっかけで、山道の整備を手伝うように。以来、登山者が安全に登ることができるよう、山道の点検や整備などに長く取り組んできた。
また、これまでに加古川市と連携して登山マップの作成に携わったほか、登山者向けのガイドスタッフも務め、“高御位山の達人”として『神戸新聞』や市のホームページで取り上げられたことも。
長谷川さんは「感謝状を頂けるとは思ってもいなかったので驚いている。元気に体を動かせることに感謝し、登山者が安心してハイキングを楽しめるよう、これからも体が動く限り、ひのきしんを続けていきたい」と語った。
下記URLから、長谷川さんを取り上げた本紙の過去記事をご覧になれます。
https://doyusha.jp/jiho-plus/pdf/20221130_hyosyo.pdf