地方自治に長年尽くし
前西五月子さん(88歳・川城分教会長・呉市)は、長年にわたって川尻町(当時)の町議会議員として地方自治に尽力した功績が認められ、「旭日単光章」を受章した。
昭和39年、スチール家具を製造する鉄工所を起業し、55年に同町の商工会入会。平成3年、町議会議員に立候補して当選し、約13年間、町政に携わった。
町議会議員として在任当時、教祖の「人さん救けさしてもらいや」(『稿本天理教教祖伝逸話篇』155「自分が救かって」)とのお言葉を胸に、地域の人々のたすかりを目指して活動してきた。道路の区画整理などに力を尽くしたほか、商工会の女性部部長として地域の経済活動の活性化に取り組み、12年には広島県知事賞を受賞した。
前西さんは「素晴らしい章を受章し、長年の活動のご褒美を頂いたようでうれしい。この受章を励みに、教祖140年祭に向けて教祖がお喜びくださるような通り方をしていきたい」と語った。
(広島・住田社友情報提供)