9年ぶり県団体戦V – 教校学園高レスリング部
天理教校学園高校レスリング部は11月6日、「全国高校選抜レスリング選手権大会」奈良県予選会兼新人大会に出場。9年ぶりに団体戦優勝を果たすとともに、個人戦で6人が優秀な成績を収め、団体・個人で近畿ブロック予選会出場を決めた。
今夏のインターハイ後、黒岩香具楽キャプテン(2年)を中心に新チームがスタート。選手それぞれが自身の課題に“進んで”取り組み、普段の生活では周りの人に喜んでもらえることを“進んで”行うことを意識しようと、「進」をチームスローガンに掲げた。
7月末からの約1カ月間にわたる強化合宿では、ウエートトレーニングやスパーリングを行い、筋力と体力の強化に取り組んできた。
迎えた団体戦当日。大和広陵高校との初戦を4‐2で勝利すると、続く添上高校戦を5‐2で勝利。9年ぶりに優勝に輝いた。
個人戦では、小野旬喜選手(同)が55キロ級、久米田忠裕選手(同)が71キロ級、小畑輝榮選手(同)が125キロ級で、それぞれ優勝。黒岩キャプテンが51キロ級で準優勝、大下理布選手(同)が60キロ級、妙見純平選手(同)が65キロ級でともに3位入賞し、近畿ブロック予選会への出場を決めた。
三谷豊人監督(40歳)は「練習の成果を発揮できたと思う。近畿に向けて、ポイントを取りきれるよう、アタックの強化に力を入れていきたい」と話した。
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なお、近畿ブロック予選会は来年1月22、23の両日、東大阪市のタツタ電線株式会社体育館で開催される。