“救いの手”は長い時間軸で – 視点
日本で広く市民がボランティアに参加する契機となったのが1995年の阪神・淡路大震災であり、同年を「ボランティア元年」と呼ぶようになった。以来、ボランティア意識は一過性のものに終わらず、東日本大震災をは・・・
日本で広く市民がボランティアに参加する契機となったのが1995年の阪神・淡路大震災であり、同年を「ボランティア元年」と呼ぶようになった。以来、ボランティア意識は一過性のものに終わらず、東日本大震災をは・・・
四コマ漫画のもとになった『With you』vol.48(婦人会)は、下記URLから購入できます。https://doyusha.net/SHOP/TS_withyou48.html
金山元春天理大学教授・本部直属淀分教会淀高知布教所長 私は大学で教師を目指す学生に「生徒指導」について教えています。生徒指導というと、「問題を起こした生徒を罰する」というイメージが強いかもしれませんが・・・
黒松敏子(79歳・大阪府堺市) 10年ほど前から毎朝、自宅周辺を掃除する傍ら、通学する子供たちとあいさつを交わしています。 始めは玄関周りを掃いているだけでしたが、自宅が通学路に面していることから、す・・・
石田理枝(58歳・宮崎県延岡市) 祖母がお道に入信し、私で信仰3代目。幼いころから、熱心な母に連れられて所属教会で参拝してきました。 また、体調を崩したときなどは、いつも母がおさづけの取り次ぎとともに・・・
ようぼくが信仰生活を送るうえで感じる素朴な疑問や悩みについて、編集部が独自の調査を実施。このコーナーでは、さまざまな疑問や身近な悩みについて、読者モニターたちが自身の体験や考えを交えながら共に解決への・・・
Q. 妻子を養う身でありながら、若いころに抱いた歌手になる夢が諦めきれずにいます。この年になって人生の終わりを意識するようになり、「このままでいいのか」という思いが募る一方で、自己都合で家計を不安定に・・・
ときどきビョーンさんは、夕食をとるためにカンのレストランを訪れる。彼に言わせれば、省吾さんのところの豚肉も、のぶ代さんが作るソーセージやベーコンも、故国ドイツのものに劣らずおいしいのだそうだ。これらの・・・
やさしい心になりなされや。人を救けなされや。癖、性分を取りなされや。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』123「人がめどか」 風薫る5月。修養科生の世話取りをする教養掛として、1カ月間、おぢばに伏せ込ませてい・・・
Q. 姉との不仲が続いています。姉とは幼いころから気が合わず、長い間、距離を置いてきましたが、両親は私たち姉妹に仲直りしてほしいと願っています。今後、私はどう振る舞えばいいのでしょうか。(30代女性)・・・
筆者の個人的な思いかもしれないが、このたびの感染症禍によって、さまざまな面で、ものの見方や考え方が変化したという自覚がある。信仰そのものに変わりはなくとも、自分にとって今まで常識と思われた事々が色あせ・・・
教祖殿の北東にある大麦畑には、現在の奈良県では、ほとんど見られない「麦秋」の景色が広がっている。古来、麦にとって“収穫の秋”を迎えるこの時季、順調な実りに人々がほっとひと安心して「小さな満足」を味わっ・・・
沖縄の施政権が日本に返還されて半世紀が経った。アジア・太平洋戦争に敗れながら、交渉によって沖縄を取り戻す――戦後の日本外交は、前例のない大仕事を成し遂げた。だが、その沖縄はいまも在日米軍基地の大半を引・・・
人たすけたらわが身たすかる――。 「困難な問題を抱える子供たちが自分の足で立ち上がるには、自分のことばかり考えるのではなく、誰かのために行動することが重要だ」 愛知県にある私立小学校で教員として働く渡・・・
正しいことでも、人に言われたら腹が立つこと、納得できないことがあります。頭では分かっていても、「あんたに言われたくない!」となってしまう。「何を言うかではなく誰が言うかが大事」とは、多くの人が実感をも・・・
大橋理一(25歳・宮崎県小林市) 教会で生まれ、両親からお道の教えを聞いて育った。高校卒業後は天理大学へ進んだが、正直なところ、大学時代は信仰から心が離れていた。 そんななか、3年生の7月、母が突然出・・・
この道の信心の第一は、一名一人がみずからの心を治めることにあります。ひとりの心の誠真実によって一家が治まり、それは土地所の、やがては世界中の治まりとなると教えられます。 そこで、みずからの心を治めると・・・
二ッ ふうふそろうてひのきしん これがだいゝちものだねや 「みかぐらうた」十一下り目 今年の「全教一斉ひのきしんデー」は、筆者の地元の支部でも3年ぶりに参加者が一堂に会する形で実施されました。過去・・・
少年は月に一度か二度、母親と一緒にやって来た。カンは彼を車に乗せて、あちこちへ連れていった。海へ行くこともあれば、省吾さんの農場を訪れることもあった。そのあいだ母親のほうは、ハハとともにレストランの仕・・・
5月になりました。私事ですが、この月は誕生月です。いつもは誕生日さえ忘れていますが、今年は節目となる還暦を迎えました。 人生の節目を意識しながら周囲を見渡すと、見慣れたはずの初夏の風景や鳥のさえずりな・・・