坂本志奈子(64歳・愛媛県宇和島市)
15年前、義母と二人で修養科を志願しました。当時85歳の義母は、両足の身上から長らく車いす生活を送っていました。通院を続けても、身上が快方へ向かう兆しが見えなかったことから、義母は家族と相談のうえ修養科を志願。私が同伴することになったのです。
信仰熱心な義母は、修養科中も一途に教えを求め、時間を見つけては、ひのきしんに勤しんでいました。
そんななか、義母の両足は日を追うごとに徐々に良くなり、3カ月目には、自力で立って歩けるまでに回復したのです。
長年の患いをすっきりとご守護いただいたことで、信仰のありがたさをあらためて実感した私は、義母と一緒に本部神殿で親神様・教祖に何度も感謝を申し上げました。また、同期の仲間や担任の先生も、とても喜んでくださいました。
そして、無事に修養科を修了した私たちは、親神様・教祖への感謝の思いを忘れないために、月に数回、所属教会でひのきしんをさせていただくようになりました。
義母は3年前に出直しましたが、ご守護いただいた両足を親神様の御用一筋に使い続け、ご恩報じに徹していました。義母の遺志を受け継ぎ、私もご恩報じの道を歩んでいきたいと思います。