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天理参考館のツボ!学芸員が明かす早わかり鑑賞ガイド

平成13(2001)年11月、おやさとやかた南右第一棟に、天理大学附属天理参考館が移設、展示内容も新しくオープンしました。本書は、その記念出版です。
天理参考館が所蔵する資料にまつわる“もの語り” 88編を収録。“もの”を作り、使った、さまざまな地域の人々の心により深くふれるため、参考館を訪れる前にお読みいただきたい一冊です。

2001年11月 発売

紙の本の価格:¥990(税込)
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  • はじめに
  • 参考館ミニ図鑑……世界の生活文化編
  • 生活文化資料の世界 Ⅰ
    • 〝注射〟を打たれた守り神
      • ・チャンスンはいまも村を守っていた
    • 折り畳み傘のルーツは韓国にあった!?
    • 韓国の研究者も驚いた幻の仮面!
      • ・まだまだあった山臺都監劇の面
    • アイヌの人々は海外交易の秀才だった!
    • アイヌは樹皮で布織る北限の民族
      • ・あやうく国外流出!?
    • 世界で唯一まとまったコレクション「北京の看板」
    • 地方都市ではいまも健在 飲食店の「花幌子」
      • ・「北京の看板」は日本にも残っていた
      • ・「北京の看板」収集裏話
    • 棒でたたけば踊りだす 京劇のミニチュア人形
    • これさえあれば夜遊びOK? ウサギの提灯
    • 阪神ファンなら大喜び!? 中国の端午の節句
    • 月のウサギのルーツはガマガエル!?
    • 孤児たちが見た上海の庶民の暮らし
    • 〝ニャンニャン〟の子授け人形
    • 台湾先住民〝三種の神器〟その一
      • ・家宝の壷はだれが作った?
    • 台湾先住民〝三種の神器〟その二
    • 台湾先住民〝三種の神器〟その三
      • ・トンボ玉は〝にせ金〟だった?
    • 女性器をデザインした耳飾り
      • ・古代日本をインドネシアに見た!
      • ・目からウロコのスンバの土器作り
    • ガムラン楽器の収集・保存てん末
      • ・牛フンは乳しぼり用バケツを清める?
    • バリの神秘!? 病気治しの血染めの布
      • ・愛を語る楽器「びやぼん」
    • 日本では珍しいボルネオのコーナー展示
    • 南洋の密林には出会いの数だけ神がいる
      • ・精霊堂の仮面に値札!?
    • 〝非売品〟は人食い精霊が宿る神像?
    • 男たちの成人を見つめ続けた母神像
      • ・祖霊が飛行機に荷物を積んでやって来る!?
    • ペルーの壷はおもしろい
    • ナスカの壷の絵は現代に通じるアート
    • 水を注ぐと音の鳴る不思議な壷
    • 現代の染織家もびっくり! アンデスの織物
      • ・知るほどに目を見張る〝超絶技巧〟
    • アンデスの男の必須アイテム「石投げ紐」
    • ライバルは太陽光線? グアテマラの民族衣装
      • ・伝道の技は家族の絆も織りなしていた
    • 〝皇帝の紫〟を普段着にするメキシコの女性たち
  • 生活文化資料の世界 Ⅱ
    • 国内では珍しい日本人移民の資料
      • ・天理教布教師ゆかりの品々を収集
    • 家宝は「おじいさんのパスポート」
    • 抑留生活を詳細に記録した日刊紙
    • 手作りの和楽器にこもる祈りの心
    • 日本の人形のルーツ「ひとがた」
    • ひとがた↓流し雛↓飾り雛
    • 幼子を身近で守った「天児」と「這子」
    • 疱瘡の神さんは赤がお好き?
    • 庶民が愛した紙・土人形あれこれ
    • いまは静かにたたずむ淡路・阿波の〝名優〟たち
      • ・鋭い切れ長の目にツルツル卵肌
    • 全国の〝貧乏徳利〟勢ぞろい!
    • 東海道の難所「大井川」に本当は橋を架けられた?
      • ・日本有数の交通資料群
    • 人力車は明治の高級スポーツカー?
    • 鉄道開業当初の切符とおもしろエピソード
  • 参考館ミニ図鑑……世界の考古美術編
  • 考古美術資料の世界
    • 縄文土器にグロテスクな地紋があるのはなぜ?
    • 神様を閉じ込めた壷!?
    • 中国古代の王様がとっても残忍だったわけ
    • 殷の王様が恐れた神の正体とは?
      • ・殷の神様もかなわぬ恐怖の「ブロンズ病」
    • 実際に使えないものを造って墓に埋めたわけ
    • 二千年前の中国に五階建てのビルがあった?
    • ブタトイレを知らずして中国史は語れない?
    • 中国の王墓に土人形がたくさん埋っているわけ
    • 卑弥呼ゆかりの墓室のレンガ!
    • 世界で二つ! なぞの「陶製横笛」
    • 日本で唯一! メソポタミアの賢王「グデア」の像
    • オリエント版固めの杯〝リュトン〟
    • 古代ガラスは金と価値が同じだった!
      • ・旧約聖書の町を探す
    • 布留遺跡と天理参考館
    • 埴輪のルーツ示す「布留遺跡の円筒埴輪」
      • ・千年前の地層から〝青葉〟が出てくる
    • 時を超えて天理で再会! 唐の兄弟鏡
      • ・なぜ、縄文や弥生時代の家の柱の跡が分かるの?
      • ・顕微鏡の向こうに古代の森が見えてくる
    • 日本で初めて見つかった火炎形透かし入り「高杯」
      • ・寄生虫は発掘現場じゃ人気者!?
    • 〝ナソの円盤〟の正体は?
      • ・「水洗トイレ」は古代の常識!?
    • 豪族「物部氏」を偲ばせる刀の部品がザクサク
  • 天理参考館利用ガイド

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父と弟妹を病で亡くし、人生に絶望する青年を死への懊悩から救ったものとは――『おさしづを拝す』『節から芽が出る』などの好著で知られる著者が『みちのとも』や『天理時報』などに執筆した記事の中から、表題の随筆をはじめ、選りすぐりの18篇を収載。「信仰初代」の情熱がほとばしる珠玉の著作集。
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2016.03.26
心と遺伝子の研究に取り組む
世界的権威の原点がここに!

3万5千頭のウシの脳下垂体を、一つずつ手作業で皮をむき、取り出した0.5ミリグラムの酵素「レニン」。最先端の遺伝子工学を導入し、その暗号解読にも成功――。研究現場で自らの信念と実践によって世界的成果を挙げた著者が、遺伝子を通して垣間見た生命の不思議や、陽気ぐらしを目指す新時代の生き方について語る。
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続 おやさまの情景
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2023.02.01
『稿本天理教教祖伝逸話篇』のお話を、4コマの絵と文で紹介する第2弾。『人間いきいき通信』の不定期連載に、描き下ろしの2篇を加えた12篇を収載。各話に解説付き。
おやさまの情景
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絵と文で味わう〝逸話のこころ〟
『稿本天理教教祖伝逸話篇』を4コマ絵本で身近に!

温かい親心で人々を慈しみ、優しく導かれた教祖のお姿を彷彿させる、200篇の逸話が収められた『稿本天理教教祖伝逸話篇』。そのなかから12篇のお話を、4コマの絵と文で紹介。各話に解説付き。
〝逸話のこころ〟たずねて 現代に生きる教祖のおしえ
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教祖のお言葉を先人たちはいかに受け取り、いかに歩んだのか。
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教祖のお姿を彷彿させる『稿本天理教教祖伝逸話篇』。教祖と先人たちのやりとりをあらためて読み深め、味わい返して、信仰生活に生かす手がかりを探る。『天理時報』の同名連載(平成20~24年)、待望の書籍化。
御存命の頃
高野友治
2001.01.05
本書は、天理教伝道史研究の第一人者であった著者の処女作であり、その後も書き継がれてきた代表作。昭和46(1971)年の改修版の一部を改め、全一冊として復刊しました。
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はじめてシリーズ2 別席を運ぶ人のために
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はじめてシリーズ3 天理教がわかる本
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はじめてシリーズ4 をびや許し
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はじめてシリーズ5 おやさま
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1995.08.26
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はじめてシリーズ 6 おさづけの理
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はじめてシリーズ 7 おつとめ
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はじめてシリーズ 8 天理教の教会
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はじめてシリーズ9 天理教用語の基礎知識
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