
天理教とキリスト教の対話Ⅱ天理国際シンポジウム2002 教育・家族・宗教
本書は、平成10(1998)年に刊行された『天理教とキリスト教の対話』の続編で、「天理国際シンポジウム2002」の内容を収録したものです。
日本のみならず世界中で大きなテーマとなっている教育と家族の問題について、宗教は何をなし得るのかを、天理教とキリスト教の研究者らが共に議論を重ねた貴重な記録です。
2003年10月 発売
紙の本の価格:¥550(税込)
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- カラーグラビア――〝対話〟は再び、親里で実現した
- バチカンでの対話から天理での対話へ
- 開会の辞――橋本武人 天理大学長
- フランコ・イモダ 教皇グレゴリアン大学長
- プレセッション
- 解説――澤井義次
- 特別講演――「現代世界における宗教教育と宗教間教育」 マイケル・フィッツジェラルド ローマ教皇庁諸宗教対話評議会事務局長
- 第1セッション「現代世界における宗教と教育」
- 解説――澤井義次
- 専門部会
- 基調講演――「現代世界における宗教と教育」 マルティン・クラーツ マールブルク大学宗教博物館前館長
- ・対話テーマ「教育と家族の諸問題」
- 発題1――「現代社会における家庭と教育の活性化を目指して――夫婦・家族コミュニケーションの必要性」木下民生
- 発題2――「教育と家族――識別する時期」 アルバ・ディニ・マルティーノ
- 公開部会
- 特別講演――「家庭における宗教教育の意義」 河合隼雄 文化庁長官
- ・共通課題「現代における教育と家族の諸問題」
- 講演1――「家族と教育に関する現代的諸問題――キリスト教の視点」 テレンス・ケネディ
- 講演2――「現代における教育と家族の諸問題――天理教の視点」 澤井義次
- 第2セッション「信仰と宗教教育」
- 解説――宮田元
- 専門部会
- ・対話テーマ「現代における教会の役割」
- 発題1――「教育におけるカトリック教会の預言者的役割」 パウロ大塚喜直
- 発題2――「現代社会における教会の役割――地域に根差した『たすけ道場』」白木原嘉彦
- ・対話テーマ「現代における教会の役割」
- 公開部会
- 基調講演――「統合的な宗教教育の諸前提」 マイケル・パイ マールブルク大学教授
- 講演1――「天理教における宗教教育――とくに学校教育をめぐって」 飯降成彦
- 講演2――「キリスト教における宗教教育――教師としての典礼」 キース・ペックラーズ
- 第3セッション「家族における宗教教育のあり方」
- 解説――澤井義則
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- 講演2――「天理教における家庭教育」 堀尾治代
- 閉会の言葉――「今後も人類と現代社会に資する〝対話〟を」 飯降政彦 天理教表統領
- 共同声明
- 「現代世界に新たなモデル示す宗教の使命を再確認」
- 共同声明・解説――澤井義次
- 対話を顧みて
- 「宗教的家族の中心に共通の目的がある」 ミヒャエル・フス
- 「学術交流のさらなる深まりと広がりを」 マイケル・パイ
- 「個人化へ向かう現代への展望として」 マルティン・クラーツ
- 「豊かな知的・人間的な交わりに恵まれ」 島薗進
- 「真の対話は相互の心の鍵を開くことから」 寺田好和
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教祖のお姿を彷彿させる『稿本天理教教祖伝逸話篇』。教祖と先人たちのやりとりをあらためて読み深め、味わい返して、信仰生活に生かす手がかりを探る。『天理時報』の同名連載(平成20~24年)、待望の書籍化。
高野友治
2001.01.05
本書は、天理教伝道史研究の第一人者であった著者の処女作であり、その後も書き継がれてきた代表作。昭和46(1971)年の改修版の一部を改め、全一冊として復刊しました。