おやのことば・おやのこころ(2021年12月22日号)
いかなるのやまいとゆうてないけれど
「おふでさき」四号25
みにさわりつく神のよふむき
今月初旬、左足に突如、痛みが走りました。いったんは治まりましたが、しばらくすると、また痛みます。徐々に痛みの強さと頻度が増し、翌日には歩くことすらままならなくなってしまいました。
たまらず外科を受診したところ、骨は無傷で捻挫でもないとの診断です。処方された鎮痛剤でも痛みは軽減せず、すがる思いで知り合いの整骨院へ向かいました。
その道中、自教会の信者さんの中にも、足や左半身に身上の悩みを抱える方が複数いることに、ふと思い至りました。もちろん、日々のおつとめやおさづけを通して身上者のたすかりを願ってきましたが、一層真摯におたすけに掛かるようにと、親神様が激励してくださっているのではないかと感じたのです。
整骨院のスタッフによると、歩行時の体重のバランスに問題があり、蓄積された負担が痛みとして表れたのでは、とのことでした。治療後、数日にわたるおさづけの取り次ぎを経て、あれほど激しかった痛みがうそのように消えました。
思いも寄らないけがや病気に見舞われると、つい気持ちが後ろ向きになりがちですが、親神様には、人間を苦しめようという思いは一切ありません。何事も神様の御用と前向きに捉えて行動することで、結構にお受け取りくださるものと信じます。
立教184年も、はや年の瀬を迎えました。来る年は、これまで以上に、おたすけに奔走する一年にしたいものです。
(さ)