笑顔と親切で患者に尽くし
平葉子さん(70歳・備北分教会教人・天理市)は先ごろ、長年にわたって看護業務のうえに尽力した功労により、「瑞宝単光章」を受章した。
昭和48年に天理高等看護学院を卒業後、天理よろづ相談所病院「憩の家」に勤務。同院看護部長、天理看護学院副学院長、奈良県看護協会会長などを歴任した。現在は奈良市立看護専門学校校長として、後進の育成に努めている。
平さんは「このたびの受章は、父母の信仰と、家族や関係者の方々の支援の賜物であり、感謝に堪えない。これからも『憩の家』出身者としての誇りを胸に、患者さんの幸せのために心から尽くすことができる看護師を育てていきたい」と語った。