ひながたを“心配りの手本”に – 少年会
少年会(田邊大治委員長)の年頭幹部会は1月27日、本部第2食堂で開かれ、直属・教区団の団長や支部育成委員長らが参集した。
今年の活動方針は「教祖のひながたを目標に教えを実践し、子供に信仰のありがたさを伝えよう」。重点項目に「子供に教祖のお話をしよう」「教会こども会を実施しよう」「地域で少年会ひのきしんを実施しよう」の三つを挙げている。
年頭幹部会の席上、少年会長である真柱様のメッセージを、少年会相談役の中山治信本部員が代読した。
その中で、少年会の使命は、親神様・教祖の思召を子供たちに間違いなく伝えることであると指摘。子供たちが、その通りに道を通ることを年齢相応に工夫して教え、思召に適うようぼくに育つよう丹精することにある、と示された。
また、子供たちが少年会活動を通じて、親神様の思召に沿うことが自分たちの幸せにつながる道だということを身に感じることができるならば、それが将来、道を通るうえでの心の糧、喜びの元になるのではないかと思う、と諭された。
この後、人間一人ひとりの成人の進み具合を見ながら陽気ぐらしのあり方を仕込んでいかれた教祖のご態度にふれ、教祖が示し残されたひながたは、子供たちが神一条に生きることを身につけるうえでの、私たちの”心配りの手本”といえると強調。ひながたを通るためには『稿本天理教教祖伝』に親しみ、ひながたを正しく知っておかなければならないとして、教祖がどのような言葉と態度をもって人々を育て導かれたのかを学ぶとともに、その一つひとつに込められた教祖の子供可愛い親心を感じ取る感性を磨くことは、自ら道を求めて歩み、かつ道の子を育てる役目を担う私たちの日ごろからの心構えだと思う、と述べられた。
最後に「三年千日と仕切って全教が歩みだした本年、ひながたを頼りに道を歩む皆さんの心の成人が、子供たちの成人につながっていくことを肝に命じて、教祖にご安心いただけるような未来のようぼくを育てるうえに、骨身を惜しまず丹精し続けてくれることを」と求められた。
「こどもおぢばがえり」4年ぶり開催へ
この後、田邊委員長が活動方針と重点項目を説明したうえで、今夏7月27日から8月6日にかけて「こどもおぢばがえり」を4年ぶりに開催する旨を発表。その歴史や意義を振り返り、受け入れに当たる者の心の置きどころを踏まえたうえで、また一から始める思いで、新たな「こどもおぢばがえり」の歩みを一歩一歩進めていきたいと抱負を語った。
なお、詳細については、4月に要項が発表されるほか、「こどもおぢばがえり」のオフィシャルサイトなどに随時アップされる予定。