ドッジボールW杯上位入賞に貢献 – 岩田晴世選手・前川祐史選手
天理大学OBで天理中学校嘱託講師の岩田晴世選手(26歳・本部直属鷄林分教会教人)と天理大生の前川裕史選手(4年)は、昨年12月にエジプト・カイロで開催された「ドッジボールワールドカップカイロ2022」に日本代表選手として出場。岩田選手が銀・銅メダルを、前川選手が銅メダルを獲得した。
五つのボールを使用する「マルチボール」という形式で競われるワールドカップ。第2回の今大会、日本はアジア予選を勝ち抜いて初出場を果たした。
男子、女子、混合の三つのカテゴリーで試合が行われるなか、岩田選手は女子と混合に、前川選手は男子に出場した。
女子日本代表の主将も務めた岩田選手。チームは決勝まで勝ち進み、開催国のエジプトと対戦。惜しくも敗れて準優勝となった。
このほか、岩田選手は混合で3位、前川選手が出場した男子でも3位の成績を収めた。
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岩田選手は「『ドッジボールで日本を世界一に』と思い続けて、ここまでやって来た。この結果を受けとめ、次に向けて前進していきたい。また、主将として世界最高峰の舞台でドッジボールができたこと、プレーできる喜びを感じた。これからも日本のドッジボールの普及・発展に尽力していく」と話した。
前川選手は「世界一には届かなかったけれど、全カテゴリーでメダルを獲得できたことがうれしい。これからも自分自身のレベルアップはもちろん、日本を代表する選手としての自覚を持ち、もう一度、世界の舞台で戦えるよう精進していきたい」と語った。
岩田選手を紹介した過去記事(2022年3月30日号)を読めます