叙勲 瑞宝小綬章 – 埼玉の余田幸夫さん
余田幸夫さん(73歳・上竹田分教会ようぼく・朝霞市)は、40年にわたり、外交官として諸外国との交渉や海外での邦人援護活動などに尽力した功績が認められ、このほど「瑞宝小綬章」を受章した。
昭和48年、外務省入省。平成20年、韓国の在済州日本国総領事館の総領事に任命され、23年には「済州道名誉道民」の称号を贈られた。同年、在釜山日本国総領事館の総領事に任命され、「釜山市名誉市民証」を授与された。
退職後は、公益財団法人日韓文化交流基金で業務執行理事兼事務局長を務め、さらに非常勤として外務省でも勤務した。
余田さんは「家族をはじめ、自分をたすけてくれた方々のおかげでここまで通ることができた。これからは、ひのきしんなどの信仰実践を通じて、これまでたすけてもらった恩をお返ししていきたい」と語った。