仲間と共に信仰の喜び味わう – 立教186年「学生生徒修養会・大学の部」
今年のテーマ「おつとめを身近に」
立教186年「学生生徒修養会(学修)・大学の部」(主催=教会本部、事務局=学生担当委員会)は、3月4日から8日にかけて開催された。道につながる全国の大学生、短大生、大学院生、専門学校生459人(男子234人、女子225人)が四つの塾に分かれて受講。各塾では、塾長、副塾長、カウンセラーなど計210人のスタッフが世話取りに当たった。
今年のテーマは「おつとめを身近に」。期間中、受講生たちは講話やグループタイムなどを通じて、おつとめについて学ぶとともに、修練やおつとめの自主練習を重ねた。
メーンプログラムの「おつとめまなび」は塾ごとに実施。受講生たちは、座りづとめ、十二下りを一手一つに勤めた。
閉講式では、清水慶政・学生担当委員会委員長があいさつに立った。
その中で清水委員長は、おつとめは、人間が陽気ぐらしを実現するために、教祖から教えていただいた大切な御教えであるとして、「ここで学んだことを、戻ってからも実践できるように努力してもらいたい。そして、お互いに陽気ぐらしに近づいていけるよう、この道を一緒に歩んでいきたい」と話した。
この後、全員で「よろづよ八首」のてをどりまなびを勤めて、全プログラム終了。カウンセラーから修了証を受け取った受講生は、仲間との別れを惜しみつつ、おぢばでの再会を約束した。
なお期間中、真柱様ご夫妻と大亮様がプログラムの様子を丹念に視察された。
受講生の声
まなびの役割を志願
清水勇稀さん 東海大学4年・本芝耕分教会ようぼく・東京都練馬区
「おつとめまなび」の役割を決める際、一人一役ずつ担当しても空いている役があったため、有志を募ることになった。しかし、そのときは自信がなかったので手を挙げなかった。
その後、講話やグループタイムを通じておつとめについて学ぶなか、陽気ぐらしを実現するための大切な教えであると分かり、あらためて空いている役を志願した。
本番では、班の仲間と心をそろえ、真剣に勤めさせていただいた。これまで、なんとなく勤めていたことを反省し、おつとめに臨む姿勢を見つめ直すことができたと思う。
4月から社会人になる。どんな中も神様と向き合う時間を大切にし、“はたらくようぼく”として、この道を通りたい。
喜びと感謝の気持ちで
早田琳さん 環太平洋大学4年・八尋殿分教会所属・和歌山市
講話などを通じて、教祖が現身をもってお働きくだされていた当時、おつとめを堂々と勤められない事情があったことを知り、「私たちが当たり前のようにおつとめを勤められることは、有り難く、尊いことなのだ」と感じました。
普段、教会でおつとめを勤めていても「何をお祈りしたらいいんだろう」と、素朴な疑問を感じていました。しかし、仲間と共に臨んだ「おつとめまなび」では、おつとめを勤める喜びと感謝の気持ちを味わいながら、心を込めて十二下りを勤めることができました。
卒業後、おぢばや所属教会から遠く離れても、必ず時間を見つけて参拝したいという思いを、強く持つことができました。
学修・大学の部の様子を視聴できます。