「学修・大学の部」に引き続き、3月10日から12日にかけて「学修・高校卒業生コース」が4年ぶりに開催。今春、卒業を予定している全国各地の高校生302人(男子151人、女子151人)が受講した。
同コースは、高校生が進学や就職などで、それぞれの進路へ踏み出す時期に、教理や教祖のひながたを学び、同世代とのつながりを強めて、その後の信仰生活に役立てることを目的とするもの。卒業後も、おぢばや教会に心をつなぎ、教えに根差した生活を送ってもらいたいとの思いから、8年前に開設された。
期間中、受講生は四つの組に分かれ、班ごとに行動。各班に男女一人ずつカウンセラーが付くなど、計212人のスタッフが世話取りに当たるなか、受講生たちはグループタイムや講話、ねりあいなどのプログラムを通じて、道の仲間と友情を深めた。
最終日は組ごとに講話の時間が持たれ、各組の主任が「明日の君たちへ」と題して、新たな道へ踏み出す受講生たちに信仰の喜びを語りかけた。
閉講式では、中田善亮表統領が各組の代表者に修了証を授与した。
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受講生の一人、高橋暁美さん(旭野高校3年・名輝心分教会ようぼく・名古屋市)は「この3日間で『喜べないことでも喜ぶ』ことの大切さを知った。これからは、節と思えるような出来事が起こったときに、教えに照らして喜びに変えていきたい」と話した。