金沢刑務所で教誨師を務める岡野誠さん(58歳・尾乃仲分教会長・金沢市)は先ごろ、同刑務所における教誨活動の功績が称えられ、湯浅康一所長から感謝状を贈られた。
岡野さんは令和2年に教誨師を委嘱。以後、3年にわたり金沢刑務所へ赴き、月1回のグループ教誨と入出所時の指導を通じて、対象者の更生に努めてきた。
その傍ら、10年前からは保護司としても活動し、令和2年には県の保護司会から感謝状が授与された。
岡野さんは「教誨をするときは、まず対象者に対して周囲に感謝する心の大切さを諭し、人を喜ばせることで自分もたすかっていくと伝えている。これからも、対象者が自身の人生に感謝と喜びを持てるよう、“心のおたすけ”に努めたい」と話した。
(石川・山村社友情報提供)