おやさまの温もり – 道友社
2023・10/18号を見る
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10月25日おやさと書店でトークショーも
道友社は、先ごろ『おやさまの灯り』シリーズ第3作となる『おやさまの温もり』(文・白熊繁一、絵・おけむらはるえ)を刊行した。
お道の教えをもとに、これまで専門里親や少年院の教誨師など、さまざまな立場で若者に寄り添ってきた著者の白熊氏(66歳・中千住分教会前会長・東京都板橋区)。2022年8月、同シリーズ第1作となる『おやさまの灯り』を刊行。2023年6月には、続編となる『続おやさまの灯り』を上梓した。
このシリーズは、白熊氏が修養科一期講師を務めた際に修養科生へ贈った、「おやさまの灯り」と題する自作の詩が元になっている。これからの人生を前向きに歩んでいける温かいメッセージが随所に散りばめられており、“大人向けのミニ絵本”として好評を得ている。
新作『おやさまの温もり』は、社会生活で心を倒しかけた主人公が、亡き祖母の教祖を慕う姿に思いを馳せ、自身も教祖に心をつなぐことで再起していく物語。そこに込めた思いは、親から子へ受け継がれていくお道の信仰は、元をたどれば教祖お一人に行きつくことにあるという。
白熊氏は「私たちの信仰は、信仰の喜びや感謝の継承だと思っている。『おやさまの温もり』を通じて、先人がどのように教祖を慕ってきたのかを、次の世代へ伝えていただければうれしい。私自身も、作中の祖母のように教祖を求め、その温かさを若者に伝えていきたい」と話している。
本書のお求めは、おやさと書店、またはWebストアまで。
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なお、10月25日午後4時から、おやさと書店店舗西側の休憩スペースで、白熊氏のトークショーを開催する予定。問い合わせは、おやさと書店まで。
TEL=0743-63-2684
『おやさまの温もり』
文・白熊繁一、絵・おけむらはるえ
定価330円(本体300円)148×148ミリ・中綴じ/12ページ・オールカラー