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一般財団法人「天理教一れつ会」(岩谷富太郎理事長)の創立95周年記念式は10月15日、第2食堂で開かれ、管内学校に学ぶ扶育生1196人が参加した。
一れつ会は昭和3年、中山正善・二代真柱様が自身のご結婚の祝い金を基に創設。現在の扶育生は1927人(海外派遣留学生も含む)、扶育出身者は延べ5万9801人に上る。
記念式の開催は4年ぶり。式典の中であいさつに立った岩谷理事長は、5年前の「創立90周年記念式」における真柱様のお言葉をもとに話を進めた。
その中で、真柱様が、いま学校に通ってさまざまな知識を得たり、特技を磨き伸ばせたりするのは、一れつ会を通して扶育生の成人に真心をお寄せくださる人々のおかげであり、それは決して当たり前のことではないと指摘されたうえで、まずこのことを忘れず、人から頂いた真実に応えていける人、つまり恩返しができる人に育ってもらいたい、と求められたことを踏まえ、このお言葉をしっかりと心に刻み、努力を重ねていくよう促した。
そして、現在は年祭へ向かう三年千日の歩み出しの年であることを心に置き、「親里にある学校で学ぶ皆さんには、一れつ会の扶育生として、また道の学生として、勇んで日々を過ごしていただきたい」と話した。
この後、吉川万寿彦本部員が記念講演を行った。