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布教の家「広島寮」(沖正敏寮長)は10月1日、広島市の教務支庁で「布教の家廣島寮開設70周年記念大会」を開催。同寮の卒寮生など110人が参加した。
同寮は、戦後まもない昭和28年に開設。当時、橋の下などをねぐらとしておたすけに奔走していた布教師のために、教区内から「せめて夜露をしのげる場を」との声が上がったことが始まりとされる。以来、70年にわたって多くの布教師たちが「とにかく歩く」を合言葉に、にをいがけ・おたすけに邁進してきた。
当日は、土佐剛直・布教部布教一課長が祝辞を述べたほか、久保善平本部員が記念講演を行った。
式典の後、参加者たちは教務支庁周辺で神名流しに歩いた。
沖寮長(64歳・廣島港分教会長・広島市)は「寮生たちが日々布教に歩く姿は、広島教区全体の励みになっている。年祭に向けて、教区が一手一つに歩みを進められるよう、これからも地道なにをいがけ・おたすけを続けていきたい」と話した。
(広島・波多野社友情報提供)