昨年11月6日に出直した戸坂正和さん(享年63歳・名阪分教会名豊布教所長後継者・兵庫県猪名川町)は、長年にわたり消防士として尽力した功績が認められ、「瑞宝単光章」をこのほど受章した。
昭和57年、兵庫県川西市の消防署に配属。以後、36年にわたり、県内の消防や救助の現場で懸命に働いた。また、平成9年には救急救命士の資格を取得し、救急搬送の現場でも活躍した。
母の和子さん(90歳・同布教所長)は「息子は昔から困っている人がいたら放っておけない性格で、人のために尽くす姿を見てきた。教祖の親心のおかげで、このたび思いもかけない、ありがたい章を頂いたと感じている」と話した。