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おたすけのご守護と被災地の治まりを願い、心一つにおつとめを勤める――。
暦のうえで「立春」を迎えた4日。いまだ肌寒い気候のなか、本部神殿で「お願いづとめ」が勤められた。
これは、教祖140年祭へ向けて、ようぼくそれぞれの心定めの完遂とおたすけのご守護を祈念して、2023年6月から日曜・祝日、25日に勤められているもの。また、この日のおつとめに先立ち、「このたびの能登半島地震で被災された方のたすかりと、被災地の一日も早い治まりを願って『お願いづとめ』を勤めさせていただきます」とのアナウンスが殿内に流された。
元日に発生した大地震によって、甚大な被害に見舞われた石川県能登地方では、現在も厳しい避難生活を余儀なくされている人が少なくない。こうしたなか、現地では、災害救援ひのきしん隊の隊員たちが、被災者の心に寄り添う支援活動を続けている。
午前11時半、拍子木を入れておつとめが勤められた。参拝者は、それぞれに掛かっているおたすけなどのご守護を祈念するとともに、被災者のたすかりを願った。
「被災した方々が一日も早く元の生活に戻れるよう」「被災地にいる知人の無事と健康を」「被災した方のためにできることとして、おつとめを勤めさせていただく」「他人事ではなく“わが事”と受けとめて、今後はより一層にをいがけ・おたすけに」
一心におつとめを勤めた参拝者たちは、三年千日の2年目に、さらなる成人への実動を誓った。