立教187年 一年回顧
2024・12/18号を見る
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教祖140年祭へ向かう三年千日2年目となる立教187年。各地の教会やようぼくが自ら定めた目標に向かって、教えの実践に拍車を掛けるとともに、たすけ一条の歩みを一層進めるべく、さまざまな取り組みが進められた。
年明け1月から全教会長とその配偶者を対象とする「教祖140年祭教会長夫妻おたすけ推進のつどい」が各直属教会で順次開催。また、昨年に引き続き「ようぼく一斉活動日」の2回目と3回目が各地域で行われた。さらに、例年9月に設けている「にをいがけ強調の月」を、今年と来年は「全教会布教推進月間」と定め、積極的なにをいがけ活動が展開された。
6月24日、中山善衞・三代真柱様の十年祭が執り行われた。また、同月16日には「おうた演奏会 大阪公演」が催された。
今年は多くの諸活動が節目の年を迎えた。修養科は10月1日、第1000期がスタート。大勢の教友たちが志願し、秋の親里で修養生活を送る。本教の鼓笛活動は昭和29年の活動開始から70年の節目を迎え、1年を通じてさまざまな催しが企画された。「おやさとふしん青年会ひのきしん隊」も結成70周年となった。
また、海外の拠点では、アメリカ伝道庁が創立90周年、ハワイ伝道庁が創立70周年、台湾伝道庁が創立90周年を迎えた。
一方、今年は元日に「令和6年能登半島地震」が発生。災害救援ひのきしん隊が出動し、第40次隊にわたって救援活動を展開。その後、9月の豪雨水害により“二重災害”に直面した能登地方の住民のもとに災救隊が再び駆けつけ、復旧支援に力を尽くした。
スポーツの分野では、天理大学ラグビー部が「全国大学ラグビー選手権大会」で3大会ぶりの4強入り。天理大と天理高校の柔道部OBの中野寛太選手が「全日本柔道選手権大会」で天理勢4人目となる優勝に輝いた。また、天理大野球部が「全日本大学野球選手権大会」と「明治神宮野球大会」大学の部の二つの大会で創部初のベスト4入りを果たした。
今夏は世界の大舞台でも“天理アスリート”が活躍。パリ2024オリンピックで、天理高校柔道部OGの新添左季選手が柔道競技混合団体で銀メダル、ようぼく子弟の北島隆三選手が馬術競技総合馬術団体で銅メダルを獲得した。
今年1年の「みちの動き」を動画で見ることができます。