全国教誨師連盟総裁から感謝状
内藤幸男さん(87歳・津神戸分教会長・津市)は昨年10月、長年にわたり矯正施設における宗教教誨に尽くし、教誨事業振興に寄与した功績を称えられ、大谷光淳・全国教誨師連盟総裁から感謝状を受けた。
18歳のとき、事故で全盲になった内藤さん。平成3年に教誨師を委嘱されると、全国で唯一の全盲の教誨師として、30年余りにわたって対象者の更生に努めてきた。また、天理教視力障害者布教連盟委員長を25年間務めた。
内藤さんは「対象者とは、常に感謝の心で接し、体を不自由なく使わせていただけることへのありがたさを伝えてきた。これからも、一人でも多くの人の心に光を灯すことができるよう、つとめていきたい」と話している。
(三重・前田社友情報提供)