立教186年9月月次祭 – 秋の気配深まるなか
2023・10/4号を見る
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教会本部の9月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、世界一れつの人間をたすけたいとの思召から、教祖をやしろに、この世の表にお現れになり、元初まりの真実を明かし、たすけ一条の道を教え、陽気ぐらしへとお導きくださる親神様のご慈愛にお礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、教えを定規に確固たる信仰信念を培い、真にたすかるこの道の教えを世界の隅々まで伝え広めて、たすけ一条に邁進させていただきたいと存じます」と述べられた。
また、間近に迫った「全教一斉にをいがけデー」について「いまの旬にふさわしく教会長が先頭に立ち、ようぼく挙ってにをいがけに励んで、をやの思いにお応えさせていただきたいと存じます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
数日来、にわかに秋の気配が深まる親里。各地から帰参した参拝者たちは、一心に「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、井上昭洋本部員が神殿講話に立った。
井上本部員は、「諭達第四号」に示される、この時旬のようぼくの日々の通り方について、『稿本天理教教祖伝逸話篇』や自らのエピソードなどをもとに話を進めた。
その中で、ようぼくは親神様からおたすけを実践するチャンスを与えられているとして、そのチャンスに気づくためには、常に”ようぼくとしてのアンテナ”を磨いておく必要があると強調。まずは教会へ足を運び、しっかりと参拝させていただくことが大切だと語った。
先人の遺徳しのび – 秋季霊祭
翌27日には、秋季霊祭が執り行われた。
神殿では、祭文奏上に続いて「よろづよ八首」と十二下りのてをどりが勤められた。
続く「祖霊殿の儀」では、大亮様が祭文を奏上された。その中で、たすけ一条の御用のうえに真実の限りを尽くされた先人の遺徳を偲び、「仕切りの時旬に相応しい成人の歩みを進めさせていただけますよう」と、お導きを願われた。