【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
八ッ やまとばかりやないほどに
くに/\までへもたすけゆく
「みかぐらうた」五下り目
フジバカマ
先日、筆者が住まう支部でも「ようぼく一斉活動日」の第1回が実施され、スタッフとしてつとめさせていただきました。
プログラムが終盤に差しかかったころ、参加者の感想を尋ねる時間に、一人のご婦人が手を挙げられました。
聞けば、ご婦人は近ごろ、身の回りで身上・事情が相次ぎ、先行きの見えない不安から途方に暮れていた折、所属教会の会長さんに声をかけられ、心が晴れないまま会場へ足を運びました。そんななか、おつとめやビデオメッセージ、また地域の教友との交流を通して、少しずつ自分の心が明るくなっていくのを実感したそうです。「心が救われ、前向きに頑張ろうという気持ちが湧いてきました。声をかけてくださった会長さんと、ここにいる皆さんには感謝しかありません」と、最後は少し涙交じりに話してくださいました。
ご婦人がマイクを置くと、会場は温かな拍手に包まれました。地域のようぼくの方々に少しでも喜んで、勇んで帰ってもらいたいと話し合いを重ね、準備を進めてきた私たちスタッフにとっても、本当にうれしいひと幕でした。
同じ地域に住まう教友同士の勇ませ合い、たすけ合いの姿は、おそらく国々所々の会場でも、さまざまな形で見られたことでしょう。そうした姿を親神様・教祖は、きっと喜んでお見守りくださっているに違いありません。
(榊)