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三年千日活動に弾みをつけて – 「ようぼく一斉活動日」参加者の声


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既報の通り、「ようぼく一斉活動日」(主催=教会本部)が10月29日、国内外で実施された。各地の教友たちに、一斉活動日への参加を通じて得た気づきや、教祖140年祭活動へ向かう思いを聞いた。

家族そろって教祖年祭へ

坂上三枝子さん
66歳・正代分教会ようぼく・熊本県玉名市

結婚を機に教えを知ったものの、これまでの年祭活動では、目標を定めた実動ができていませんでした。

こうしたなか、「ようぼく一斉活動日」の講話の中で、「教祖年祭は10年に1回、『諭達』を指針に自らの信仰を振り返るチャンス」と聞かせていただき、三年千日の通り方をあらためて学ぶことができました。

また、一緒に参加した中学生の孫が、教えに興味を持った様子でした。家族そろって教祖の年祭を意識するきっかけを得たことが、とても有り難く、貴重なひと時になりました。

まずは「諭達」を拝読することから始め、教祖のひながたを学びたいと思います。

教会参拝から信仰実践の再出発

白須由美さん
19歳・因南分教会所属・松江市

今春、大学進学を機に実家を離れて以来、信仰にふれる機会が減っていました。

そんななか、両親の勧めで「ようぼく一斉活動日」に参加しました。「対話」の時間では、最初はうまく馴染めるか不安でしたが、司会者のスムーズな進行のおかげで気楽に取り組むことができました。

ペアになった教友は、毎日コツコツと信仰実践を続けている方でした。その姿勢に感銘を受けるとともに、私も時間を見つけて近くの教会に参拝させてもらうことから信仰実践の再出発を図ろうと思いました。

今後、実践できた日を手帳に記すなどして、信仰に根ざした生活を心がけたいと思います。

台湾から職場の同僚とおぢばへ

陳 彥彰(チン ゲンショウ)さん
40歳・真明新營教会教人・台湾

大学卒業後、修養科を志願。その後も天理教語学院で学び、本部勤務の伏せ込みを通じて、お道の素晴らしさを感じてきた。

台湾に戻ってからは仕事に励むなか、「諭達第四号」で「家庭や職場など身近なところから、にをいがけを心掛けよう」と教示されていることを受け、職場の同僚をおぢばへ誘ってみたところ、二つ返事で快諾。今月末に、同僚を連れて帰参する予定だ。

「ようぼく一斉活動日」では、おつとめとおさづけについてあらためて学び、教祖の道具衆としての自覚を新たにすることができた。

これからも、一人でも多くの人をおぢばへお連れできるよう、身近なにをいがけを心がけていきたい。

地域の教友とつながりを強め

三戸部嘉郎さん
32歳・上髙井分教会ようぼく・名古屋市

3年前、横浜から名古屋へ引っ越したが、コロナ禍もあって支部活動に参加できずにいた。今回の「ようぼく一斉活動日」をきっかけに、地域の教友の方々とつながりを強められればとの思いで会場へ足を運んだ。

当日は妻と二人の子供と共に参加。地域の教友の方々は、見ず知らずの私たちを温かく迎え入れてくださった。

実は、幼い子供たちにどう信仰を伝えていけばいいかと悩んでいたが、地域の教友とのつながりができたことで、これからは信仰の悩みを相談できると思い、心強く感じた。

これからも支部活動に参加し、地域の教友の皆さんと三年千日の歩みを進めていきたい。

未信仰の友人を初席へ導きたい

原 智奈さん
27歳・銚子港分教会ようぼく・千葉県銚子市

3年前に修養科を修了した際、「3年以内に友人をおぢばへお連れする」と心定めをしました。

しかし、なかなか友人を誘うきっかけがありませんでした。こうしたなか、昨年末に、友人から結婚にまつわる悩み相談を受けたのです。この機会にと、おぢば帰りを促したところ、友人は快く承諾してくれました。

不思議にも、翌月には悩みが解決。3月には、友人をおぢばへお連れすることができました。

次の目標は友人に初席を運んでもらうこと。「ようぼく一斉活動日」で得た勇み心を胸に、お道の素晴らしさを自身の行動を通して表していきたいと思います。

町内の美化活動を新たな目標に

清末芳孝さん
66歳・本理開分教会教人・熊本県荒尾市

新型コロナの影響で、『天理時報』の手配りひのきしんの中止を余儀なくされた。週1回の実動の機会が失われ、教友とも接することが少なくなり、年祭活動が始まってからも目標を見失ったままだった。

こうしたなか、「ようぼく一斉活動日」の講話の中で、「教祖140年祭に向けた具体的な取り組みは『諭達第四号』を読み深めることで見えてくる」と聞き、心のもやが晴れたような気持ちになった。あらためて「諭達」を拝読すると、三年千日活動に勇んで取りかかろうという気持ちが湧いてきた。

これから町内の美化活動を始めようと思う。そして、自分にできる社会貢献に積極的に取り組んでいきたい。

“木綿のような心づかい”を意識しつつ

安藤はる菜さん
26歳・元宮名分教会教人・名古屋市

3月に「布教の家」兵庫寮を卒寮し、自教会に戻ってからもにをいがけを続けています。

ところが、近ごろは教会の御用に追われ、にをいがけに出かけることが少なくなっていました。

そんななか、「ようぼく一斉活動日」では、『稿本天理教教祖伝逸話篇』26「麻と絹と木綿の話」をもとに、ほかの参加者とねりあう時間がありました。その中で、どんな場面でも役に立つ“木綿のような心づかい”が大切だと、あらためて気づかされました。

布教中に出会う人たちに、これまで以上に温かい心で接し、教祖にお喜びいただける通り方を目指したいと思います。

豪州の地で身近なにをいがけに努め

澤田菜摘さん
29歳・田浦分教会教人・オーストラリア

新型コロナウイルス感染拡大により心身ともに疲弊し、その影響は今に続いています。

こうしたなか、オセアニア出張所で参加した「ようぼく一斉活動日」では、年祭に向けた心定めを手紙に記す時間がありました。

この機会に、あらためて信仰実践の一歩を踏み出そうと、日常生活の中で喜びと感謝の心を大切にし、小さなことからでも親神様・教祖のご存在を感じさせていただくことを心に定めました。

職場や友人など身近な人へのにをいがけを意識し、お道のにをいを感じてもらえるよう、三年千日を通らせていただきたいです。

おつとめの大切さを再認識できた

加藤安乃さん
38歳・東門分教会教人・台湾

年祭活動の心定めとして、十二下りのおつとめまなびを毎日勤めています。

中学生のとき、母親の身上のたすかりを願って、初めて真剣におつとめを勤めました。すると、母は無事に回復し、その後も家族の身上をご守護いただきました。

今回の「ようぼく一斉活動日」では、「おつとめ」をテーマとする「ねりあい」が行われました。私なりに精いっぱいおつとめを勤めてきたつもりでしたが、ほかの参加者の話を聞く中で、もっと真剣に勤めさせていただこうと思いを新たにしました。

これからもおつとめまなびを続け、子供にもおつとめの大切さを伝えていきます。

お道の教友の温かさにふれ

河口瑛吾さん
27歳・二俣分教会ようぼく・愛知県大府市

結婚を機にお道の教えにふれ、今年4月にようぼくの仲間入りを果たしたばかりだ。

地域で行われるお道の行事に出るのは初めてだったが、妻と共に参加し、教友の方々とねりあいの時間を持った。少し緊張したが、教友の皆さんは優しく、和やかな雰囲気のもとで話し合うことができた。

所属教会でも感じたことだが、支部の教友の皆さんと接するなか、あらためてお道の温かさにふれることができた。

来年6月の第2回「ようぼく一斉活動日」はもちろん、おぢばや教会の諸行事にも参加して、妻と共に信仰を深めていきたい。