横綱・照ノ富士ら力士 “春場所”前に神殿参拝
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大相撲・伊勢ヶ濱部屋の力士らが2月29日、親里を来訪した。
40年以上にわたり、大阪で行われる三月場所では明愛分教会(森田忠明会長・大阪市)を宿舎としている伊勢ヶ濱部屋。“春場所”の初日を前に毎年、部屋の力士らが本部神殿で参拝している。
今回おぢばを訪れたのは、元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方(63歳・明愛分教会ようぼく)をはじめ、横綱・照ノ富士(32歳)、熱海富士関(21歳・東前頭二枚目)、翠富士関(27歳・東前頭五枚目)、尊富士関(24歳・東前頭十七枚目)、宝富士関(37歳・西十両筆頭)の6人。
一行は本部神殿、教祖殿、祖霊殿で参拝した後、本部玄関で真柱様にご面会。歓談の場が持たれ、真柱様は10日から始まる春場所に向けて一同を激励された。
今年の一月場所で4場所ぶり9回目の優勝を飾った横綱・照ノ富士は、本紙の取材に対し、「天理には何度も来ているが、毎回、新鮮な気持ちに浸ることができる。昨年はけがのために休場が続いたが、腐ることなく稽古を続けてきた甲斐があった。春場所も精いっぱい頑張って、優勝を狙っていきたい」と意気込みを語った。
また、今回初めての来訪となる尊富士関は「神殿の礼拝場が想像以上に広かったことに、とても驚いた。良い結果を残して、来年も天理へ報告に来られたら」と話した。
伊勢ヶ濱親方は「毎年、気持ちも新たに春場所に臨むために、おぢばへ帰らせてもらっている。今年も皆、一生懸命に頑張るので、ぜひ応援していただきたい」とコメントした。
『すきっと』第37号に掲載された、横綱・照ノ富士のインタビュー記事がこちらからお読みいただけます
https://doyusha.jp/jiho-plus/pdf/20240313_terunofuji.pdf