【AI音声対象記事】
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親里に響く若者たちの歓声が、春の訪れを告げる――。
「立春」から、はや1カ月。2月は「光の春」、3月は「音の春」といわれる。いま親里では、開花し始めたサクラの木々に止まる小鳥のさえずりとともに、4日に開講した「学生生徒修養会(学修)・大学の部」の受講生たちの歓声が、そこかしこから聞こえてくる。
道につながる大学生層の若者たちが全国各地から帰り集い、合宿生活を送りながら互いに信仰を深め合う、春恒例の育成行事「学修・大学の部」。今年は「かしもの・かりもの――ご恩について考えよう」のテーマのもと、5日間にわたり講話に耳を傾け、グループタイムなどで仲間と意見を交わす。
受講生の1日は本部朝づとめに始まる。これ以降、「かしもの・かりもの」の教えを実地に味わうさまざまなプログラムを通じて、信仰の喜びを分かち合い、ご恩について考えていく。
同世代の仲間と共に教えに向き合い、和気あいあいと信仰談議に花を咲かせる――。春の親里で、道の学生たちが信仰と友情を育んでいる。