【AI音声対象記事】
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Q. 最近、母がオンラインゲームにハマり、家事以外の時間はゲームに没頭しています。父は「家事はしているのだから」と容認していますが、母との会話が減り、家族関係が希薄になっていると感じます。この先どうなってしまうのか不安です。(中学3年男子)
A. お母さまのご様子、心配ですね。再度、家族で話し合い、お互いの意見を聴いて、ゲームについての取り決めをつくるのが一番いいと思います。
また、その話し合いがうまく進まなかったり、ゲームに費やす時間が日常生活に差し支えたりする場合は、医療の助けを借りることも大切です。
オンラインゲームの普及に伴って、ゲームへの依存が世界的な社会問題となり、WHO(世界保健機関)は治療の必要性を提唱しています。
治療は、症状によって通院から入院までありますが、自分がゲーム依存に陥っている状況を知り、ゲーム以外の余暇を増やしていくことが主な内容です。
そして、いろいろ試みても状況が良くならない場合は、あなたが教会への参拝を続けることをお勧めします。
『稿本天理教教祖伝逸話篇』16「子供が親のために」をご参照ください。願う者の真実が天に届けば、人にできないことを神様はしてくださいます。
最後になりましたが、長年務めさせていただいた「人生相談」の回答は、これが最後となります。これまで機会をお与えいただいた道友社、お読みいただいた皆さまに、心から感謝いたします。ありがとうございました。
回答者:堀 健一(家庭支援プログラムアドバイザー・晃栄理布教所長)