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「学修・大学の部」に引き続き、3月10日から12日にかけて「学修・高校卒業生コース」が開催。今春、卒業を予定している全国各地の高校生267人(男子117人、女子150人)が受講した。
同コースは、高校生が進学や就職など、それぞれの進路へ踏み出す時期に、教理や教祖のひながたを学び、同世代とのつながりを強めて、その後の信仰生活に役立てることを目的とするもの。卒業後も、おぢばや教会に心をつなぎ、教えに根差した生活を送ってもらいたいとの思いから、9年前に開設された。
期間中、受講生は四つの組に分かれ、班ごとに行動。各班に男女一人ずつカウンセラーが付くなど、計185人のスタッフが世話取りに当たるなか、受講生はグループタイムや講話、ねりあいなどのプログラムに熱心に取り組んだ。
最終日は、各組の主任が「明日の君たちへ」と題して講話。続いて「高校を卒業する――私の宝物」をテーマに締めくくりのグループワークが持たれ、受講生は3日間で得た気づきや今後の目標などを発表した。
受講生の一人、松下直輝さん(倉敷高校3年・中外分教会所属・岡山県浅口市)は「3日間を通じて、日ごろから感謝の気持ちを持って通ることの大切さを学んだ。就職後も、お道を信じる仲間と共に育んだ“喜ぶ心”を忘れずに通りたい」と話した。