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教会が一丸となり年祭へ歩みを進めて 「教祖140年祭教会長夫妻おたすけ推進のつどい」- リポート三年千日 一手一つに成人の歩みを


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今年1月から4月にかけて、全教会長とその配偶者を対象に、各直属教会で順次開催されている「教祖140年祭教会長夫妻おたすけ推進のつどい」。これは、年祭活動2年目に、たすけ一条の歩みを一層推し進めるうえから、道の先達である教会長夫妻がにをいがけ・おたすけに積極的に取り組むよう促すとともに、昨年の歩みを踏まえ、教祖にお誓い申し上げた目標の実現に向けて、教会が一丸となって歩みを進める契機とするもの。ここでは、先ごろ「つどい」を開催した二つの直属教会と韓国伝道庁の様子を紹介する。

班別グループワーク好評
明和大教会

明和大教会で開かれた「教祖140年祭教会長夫妻おたすけ推進のつどい」。自主プログラムとして、グループワークの時間が持たれた(3月24日)

明和大教会(清水宏泰代務者・奈良県桜井市)は3月24日の月次祭祭典後、大教会で「つどい」を開催。部内教会長夫妻ら130人が参加した。

教祖140年祭へ向かう三年千日活動の目標に、「道の後継者の育成」と「おつとめ奉仕者の丹精」を掲げている同大教会。2年目の今年は、目標の実現に向けて年祭活動を勢いづけるため、約3カ月前から「つどい」の内容を検討するなど、入念な準備を進めてきた。

当日は、宮森与一郎内統領のビデオメッセージを視聴した後、10人一組の計12班に分かれてグループワークを実施。進行役に従って、それぞれが考える「魅力的な人」の理想像を付箋に記し、模造紙に分類して貼り付けたうえで、各班の代表者が「魅力的な人の条件」について発表した。

昨年、教会長に就任した清水規彰さん(43歳・明大分教会長・岡山県倉敷市)は「グループワークが新鮮で、班員との作業に取り組む中でたすけ合う姿が見られた。教会長としては経験不足だが、信仰者として魅力的な人を目指し、年祭活動2年目も親神様・教祖にお喜びいただけるような通り方を意識したい」と話した。

住谷典生・同大教会布教部長(50歳・修誠分教会長・神戸市)は「今後は、これまでにも増して教会長夫妻が先頭に立ち、ようぼく・信者をリードしていけたら」と語った。

教会長夫妻らが神名流し
飾東大教会

1月29日午前。城下町の風情漂う兵庫県姫路市内の各所で、飾東大教会(紺谷清一郎会長)の部内教会長夫妻らが神名流しに歩いた。

この日、同大教会で「つどい」を実施。教会長夫妻ら145人が集まった。

年祭に向けて「日々是成人 一人ひとりが心を定め、日々誠の姿勢で成人しよう」をテーマに掲げている。教祖のひながたに照らして三年千日の目標を考える「心定め書」の作成など、所属するようぼく・信者が”誠”の姿勢で年祭活動に向き合うための取り組みを推進してきた。

今回の「つどい」では、自主プログラムとして神名流しを企画。紺谷大教会長のあいさつの後、八つの班に分かれて一斉にスタート。穏やかな日差しのもと、拍子木の澄んだ音と「よろづよ八首」を唱和する参加者の勇んだ声が響いた。

午後は、宮森内統領のビデオメッセージに続いて、金山雄大・本部直属淀分教会長による講話が行われた。

尾種吉春・同大教会布教部副部長(54歳・手柄山分教会長・姫路市)は「一人ひとりが率先して動くことの大切さを共有できたと思う。これからも教会長夫妻が一丸となり、布教実動を推し進めていきたい」と話した。

五つのスローガンを柱に
韓国伝道庁

韓国伝道庁の「つどい」には管内の教会長夫妻ら約250人が参集した(2月18日)

韓国伝道庁(濱田德男庁長・金海市)は2月18日、伝道庁で「つどい」を開催。管内の教会長夫妻ら約250人が参集した。

同伝道庁では、三年千日を歩むうえで「教祖140年祭に向け管内全教人・よふぼくの帰参を実現しよう」「教祖にご安心、お喜び頂ける成人を目指そう」「つとめとさづけを以ってたすけ一条の実現を」「日々ひながたの道を辿るよふぼくを目指そう」「この道の信仰を親から子、子から孫へと繋いで行こう」の五つをスローガンに掲げ、管内の教友が一丸となって年祭活動に励むことを申し合わせている。

当日は、濱田庁長のあいさつに続いて、宮森内統領のビデオメッセージを視聴。その後、松田理治海外部長による講話の時間が持たれた。

「つどい」担当者の裵日奉・天理教韓国教団総務部長(64歳・東亀浦教会長・釜山広域市)は、「管内の教会長夫妻が一堂に会し、おぢばの理を頂くことができた。年祭活動をさらに勢いづける追い風になったと思う。伝道庁が掲げる五つのスローガンを柱に、これからもおたすけにつながる行いを、小さなことから一つひとつ積み重ね、成人への歩みを進めたい」と述べた。

(韓国・朴社友情報提供)


「つどい」の様子を視聴できます。


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