【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
沓脱はなさん
26歳・西六郷分教会教人・神戸市
昨年「布教の家」兵庫寮に入寮し、大勢の人々をおぢばにお連れしたいとの思いを胸に、1年間にをいがけ・おたすけに励みました。
こうした思いを一層強くしたのは昨年10月のこと。寮で計画した別席団参に向けて、勇んでにをいがけに歩いたものの、一向に帰参者が与わりません。「こんなに頑張っているのに、どうして……」と、心は沈みがちでした。
ある日、寮でのねりあいの中で副寮長先生にそのことを打ち明けると、「まだ時間はあるから、自分にできることを真剣に考えて実践すればいい」と諭してくださいました。
これを機に、諦めかけていた心を奮い立たせ、おぢばの尊さを丁寧に伝えることを意識して、団参までの間、時間の許す限り戸別訪問を続けました。すると当日は、3人の初席者を伴って、おぢばへ帰ることができたのです。
この経験から、教祖140年祭に向けて一人でも多くおぢばへお連れすることが、三年千日の旬を「布教の家」で過ごした私の使命なのだと思うようになりました。
卒寮後も一人の布教師として、できる限りにをいがけに歩いています。私にとっては、これからが本番。ますます布教に拍車を掛けようと心を新たにしています。