神聖さの中に感じた馴染みやすさ
女優の秋吉久美子さん(67歳)が来訪した。
1972年に芸能界デビューした後、これまで数多くの映画やドラマに出演してきた秋吉さん。日本アカデミー賞優秀主演女優賞やブルーリボン賞主演女優賞のほか、2013年には『「わたし」の人生 我が命のタンゴ』で、モナコ国際映画祭女優賞を受賞するなど、その演技は国内外で高い評価を受けている。また、芸能活動の傍ら、2007年から早稲田大学大学院で学び、公共経営修士を取得した。
今回の来訪は、知人の紹介で知り合った大矢万三・栄峰分教会長の提案によるもの。当日は、片山幹太・本島大教会長の案内で本部神殿で参拝した後、中田善亮・表統領に面会した。
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秋吉さんは「神殿の建物からは、神聖な雰囲気の中にも馴染みやすさを感じました。宗教というのは、人間の体を流れる血液のように、社会になくてはならないものだと思う。世界中の人をおしなべて思いやり、仲良くたすけ合うことを説く天理教をはじめとする宗教のあり方は、格差が広がる現代社会において非常に大切だと感じます」と語った。