倉敷市の清水旬一郎さん(高校1年、清水善則・明大分教会長の孫)は、先ごろ「第11回古民家フォト甲子園」(主催=一般社団法人全国古民家再生協会)の中高生部門で最優秀賞に輝いた。
同コンテストは、地域に残る古民家や街並みの風景をテーマにしたもの。今年は、中高生の写真部門に全国から195点の応募があった。
この作品は、倉敷市大畠の高台にある同教会から撮影したもの。タイトルは「自慢の場所からのベストショット!」。瀬戸内海を背景に、瓦屋根の古い民家が密集する風情ある港町を切り取った一枚だ。
審査員からは「甍が並ぶ古民家の魅力的な港町、その奥に見える瀬戸内海の島々が美しい。撮影した高台の場所も、きっと瓦屋根の立派な古民家なのでしょう。視点と構図が良く、空の表情も素晴らしい」との講評を受け、岡山県内初となる最優秀賞を受賞。表彰式は清水さんが通う高校で行われ、表彰状と作品のパネルが贈られた。
清水さんは「教会から見える美しい風景を多くの人に知ってもらえてうれしい。また今回、地元新聞にも取り上げていただいたことで、教会の信者さんにも喜んでもらえた」と話した。
(明和大・山尾社友情報提供)