天理時報オンライン

【 134件 】
並び順

視点

  • 具体的な行動が説得力に – 視点

    夜になればめっきり冷え込み、コンビニへ行けばレジ横のおでんの存在感が増す時季となった。コンビニでおでんを売り始めたのはセブンイレブンが最初だという。アメリカ発祥のコンビニエンスストアを日本で展開する際・・・

  • 宗教と報道について思う – 視点

    近ごろ旧統一教会の問題がテレビで取り上げられるたびに、マスコミが宗教について報じる難しさと責任を思う。宗教学者の山折哲雄氏は「今回、旧統一教会の問題で注目される『霊感商法』などは、今に始まったことでは・・・

  • “家族の支援”の一つとして – 視点

    現代は結婚が容易ではない時代だ。国勢調査に基づく厚生労働省のデータによると、50歳時の未婚率は2015年時点で男性23%、女性は14%。この数字は結婚事情にも反映され、いまは婚活(結婚活動)と冠したパ・・・

  • 一人ひとりが自ら求めて – 視点

    10月26日、秋季大祭に「諭達」をご発布くださる。いよいよ来年、教祖140年祭へ向けての三年千日活動に入る。その前に、押さえておきたいことがある。 私たちは教祖から、どんな親心をかけていただいているだ・・・

  • 新研究が迫る人類進化の謎 – 視点

    「我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか」。フランスの画家、ポール・ゴーギャンの代表作のタイトルだ。この人類永遠の根源的問いに、一つの手がかりを与える画期的な発見・研究がある。 202・・・

  • 相手に合わせた伝え方 – 視点

    チャット型のメッセージをやりとりする機会が増えるなか、「おじさん構文」と呼ばれるものがあるそうだ。1.絵文字を多用し、句点が多い 2.唐突なカタカナや自分語りが入る 3.長文になりがち――という特徴が・・・

  • メタバースという新天地 – 視点

    牡丹の花の季節に、教祖が差し出された片袖に顔をつけると、見渡す限り一面の綺麗な牡丹の花盛りを見せられた、という逸話がある(『稿本天理教教祖伝逸話篇』76「牡丹の花盛り」)。これは教祖の自由自在のお働き・・・

  • 「政治と宗教」を思案する – 視点

    安倍元首相の銃撃事件以降、にわかに「政治と宗教」の問題が浮上した。 そもそも「政治と宗教」が“問題”として認識されるのは、「近代」以降の――つまり「西洋」型――社会に特有の現象である。今日の世界情勢で・・・

  • 人のつながりと「雑談」効果 – 視点

    丸3年続く新型コロナウイルス禍は、人と人との関係を大きく変えようとしている。なかでも感染防止対策によって、会話の形が著しく影響を受けた。たとえば、職場や学校、家庭で気軽に交わされていた「雑談」の機会が・・・

  • 一本の草抜きの中にも – 視点

    親里では最近、朝夕のおつとめ前後や昼休み、勤務後などの時間を見つけ、神苑や境内地で草抜きのひのきしんに勤しんでいる方の姿をよく目にする。真実の姿に頭の下がる思いがする。 草抜きについて思い出すのは、中・・・

  • “今を生きる”若者たちへ – 視点

    あるマーケティング会社が18歳から20歳までの男女に行った意識調査によると、「今悩んでいること」として挙げた第1位が「今後の未来のこと」だったという。この調査結果から、若者の間に将来への漠然とした不安・・・

  • 「人とのつながり」を考える – 視点

    少し前になるが、「おひとりさま」という言葉が流行し、一人で気楽に生きることが注目を集めた。しかし一方で、孤立・孤独問題が現実にある。孤立・孤独ということは人間関係の相手、つまり「人とのつながり」がなく・・・

  • をびや許しのおたすけは今も – 視点

    産科医が主人公の人気漫画『コウノドリ』(講談社)の7巻はNICU(新生児集中治療室)が舞台となっており、取材に協力した、日本では数少ない新生児科医が新聞(『産経新聞』8月1日付)に取り上げられていた。・・・

  • お供えの本来の意味を知る – 視点

    先月、安倍晋三元首相が銃撃により出直すという痛ましい事件が起きた。長く国民のために尽くした元首相に哀悼の意を捧げるとともに、あらためて、生命を奪う暴挙の根絶に社会を挙げて取り組むべきで、一れつきょうだ・・・

  • 道に迷いそうなときこそ – 視点

    7月は異例の早さの梅雨明けとなり、まとまった降雨がないまま猛暑が続き、一時は水不足が懸念された。一方で、線状降水帯やゲリラ豪雨といった局所的な大雨の被害や影響を受けている地域もある。 熱中症による体調・・・

  • 無自覚な「うそ」のこわさ – 視点

    パンデミック、大国の軍事侵攻、そして要人への凶行。世界を揺るがす事象・事件が起こるたびにフェイク(偽)ニュースがインターネット上にあふれる。その拡散を防ぐNPO法人ファクトチェック・イニシアティブは、・・・

  • 「水気上げ下げ」の海中の守護 – 視点

    日本近海には対馬海流、黒潮などの海流がある。世界の海洋でも、赤道付近で発生する暖流と、極域で発生する寒流の2種類があることが知られている。 そして、もう一つ「深層海流」というものがある。深層海流は、北・・・

  • 微力でも語り伝えたい – 視点

    古代日本には、伝承を語り伝え、公の場で奏する「語部」という人たちがいた。わが国最古の歴史書『古事記』のもとになる天皇の系譜などを誦習した稗田阿礼も、それに類すると見られており、その出身地は「語り部の里・・・

  • 日常の中で真実を尽くす – 視点

    日本人は大の風呂好きである。季節を問わず、風呂でゆっくり温まることは、その癒やし効果も相まって、至福の時間と感じる人は多いだろう。 江戸時代、都会を中心に公衆浴場や銭湯などの営業が始まった。当時は多く・・・

  • 未来からの「てびき」- 視点

    親里で「立教185年教会長夫妻特別講習会」が開催され、『みちのとも』に両統領のインタビューが掲載されるなど、教祖140年祭に向けての機運が徐々に高まりつつある。 教祖年祭に向かっては「たすけの旬・たす・・・