天理時報オンライン

【 158件 】
並び順

視点

  • 時代を駆ける『源氏物語』- 視点

    2023年10月18日から天理図書館が開催していた「源氏物語展――珠玉の三十三選」(天理時報11月1日号既報)が11月27日をもって終了した。期間中の来館者は4千人を超え、こうした展覧会では過去最高の・・・

  • 理想と現実のはざまで – 視点

    パレスチナ・ガザ地区におけるイスラエルとハマスの対立が日を追うごとに深刻化している。いやむしろ、ガザ地区におけるイスラエル軍の攻撃が深刻な「人道的危機」を引き起こしていると言ったほうが適切かもしれない・・・

  • 「おふでさき」に溢れる親心 – 視点

    真柱様は、秋季大祭のあいさつの中で、教祖の個々のご行動やお言葉はもちろんのこと、「まず教祖は、50年もの間、どんなことが起こっても諦めることなく、丹精し続けられたということを、これもひながたとして忘れ・・・

  • 「学校へゆかんでも…」- 視点

    中山為信先生といえば、二代真柱様の姉・玉千代様とご結婚なされ、中山家の御分家となられたお方である。その為信先生が、義母にあたる中山たまへ様の追悼を『御母様の思ひ出』としてものされた中に、教祖の貴いお姿・・・

  • AIと宗教の関わりに思う – 視点

    いまやインターネットで情報を調べるのは当たり前になった。特にスマートフォンの普及が拍車を掛け、現代人は勉強や仕事、ニュースへのアクセス、買い物など、なんでもネットで行う時代である。 そしていま、情報社・・・

  • ひながたを素直にやってみる – 視点

    大リーグの大谷翔平選手が今季アメリカンリーグのホームラン王に輝いた。投手としても160キロを超える球を投げ、「二刀流は通用しない」との定説を覆し、いまや記録と記憶に残る大選手となった。大きな理想を掲げ・・・

  • 「月開発元年」の中秋に – 視点

    2023年は「月開発元年」らしい。 2022年11月、NASAの大型ロケットの打ち上げを皮切りに、日本など23カ国の協力による国際プロジェクト「アルテミス計画」がスタートした。 アルテミス計画とは、有・・・

  • 光のご守護の不思議 – 視点

    私たちの食卓に欠かせない魚やエビ、カニなどの水産物のうち、養殖ものの割合が半分以上を占めており、世界で年間1億1千万トン余りが生産されているという。 その養殖で注目を集める日本発の技術がある。特定の色・・・

  • 宗教の「公共性」をめぐって – 視点

    世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる対応で、文部科学省は、来月にも教団の解散命令を請求する方向で調整中と報じられている。 解散請求の焦点となるのが、宗教の「公共性」をめぐる問題である。宗教法人法・・・

  • 生成AIの時代に思う – 視点

    今年の夏休み、小中学生の「宿題」について、昨年までは耳目にしなかった事柄が話題になった。「生成AI」を使った「読書感想文」についてだ。 生成AIとは音楽や映像、文章などの創造的な作品を生み出せる人工知・・・

  • 初代の志を受け継ぐ者 – 視点

    大手中古車販売会社による保険金不正請求等の不祥事が報じられている。同社は、前社長と前副社長が親子という同族企業である。会社の私物化が指摘されたり、甘やかされた「二世経営者」などと揶揄されたりすることも・・・

  • 「水の味」を求めて – 視点

    この夏も厳しい残暑が続いている。こうしたときにふと頭に浮かぶのが、「諭達第四号」にも引用されている「水を飲めば水の味がする」というお言葉だ。 これは、教祖が貧に落ち切る道中で述べられたお言葉である。『・・・

  • 4年ぶりの再開を無事終えて – 視点

    「こどもおぢばがえり」が8月6日、閉幕した。猛暑のなか、準備と受け入れに尽力してくださったすべての皆さまに、参加者の一人として心から御礼を申し上げたい。 今回はコロナの影響がまだ危惧されることから、少・・・

  • “どのように働くか”を心に – 視点

    新年度に入って4カ月近く経ち、「配属ガチャ」なる言葉が交流サイト(SNS)で話題だという。新卒社員が配属先の当たりはずれを、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具にたとえた隠語である。たとえば事・・・

  • 水を澄まして待って居る – 視点

    まことに不思議なその話の発端は、今から50年近くも前のこと。この道の青年が国連本部で同僚であったアメリカ人と別れる際に、英語版の『おふでさき』をプレゼントした。彼はそれをアメリカの自宅の本棚に置いてい・・・

  • “子供の祭典”再開に寄せて – 視点

    いよいよ「こどもおぢばがえり」が4年ぶりに開催される。 親里では会場準備が佳境を迎え、ワクワク感が久しぶりに甦りつつある。今年は行事会場数が減ったことをはじめ、申し込み方法などが大きく変わったので、教・・・

  • 「ちょうどいい」ご守護を頂く – 視点

    今年の梅雨も荒れ模様だ。猛暑日の地域がある一方で、活発な梅雨前線により集中的に継続して激しい雨が降り、筆者の住む九州北部でも浸水被害や土砂崩れが相次いでいる。 近年「線状降水帯」という気象用語をよく耳・・・

  • 親のまなざしと同じ方向に – 視点

    東京国立近代美術館で開催中の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」。「未完の大聖堂」と称されるサグラダ・ファミリアの建築に心血を注いだ天才建築家、アントニ・ガウディの関連資料など約100点が展示されてい・・・

  • 「苦手」を克服し一歩前へ – 視点

    「下手の横好き」とは、下手にもかかわらず、そのことが好きで熱心に取り組み続けるという意味であり、たいていは謙遜して言うことが多い。対義語は「好きこそ物の上手なれ」だろう。いずれにせよ、ある物事を好きに・・・

  • “ハッピ文化”再考 – 視点

    天理教のハッピは明治22年、秋津系信者数百人が、そろいのハッピを着て土持ひのきしんをしたことが始まりとされる。その後、ひのきしんに限らず、参拝やおさづけを取り次ぐなどの改まった場面でも着用されるように・・・