親のココロ 子のキモチ
2009年7月 発売
紙の本の価格:¥1,320(税込)
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【著者プロフィール】
宮﨑伸一郎 (みやざき しんいちろう)
1956年、福岡県生まれ。掛赤(かけじゃく)分教会4代会長、梅満分教会8代会長。日本臨床心理士。カウンセラーや講師など心理職に携わりながら、天理教学生担当委員会委員、教化育成部研究員、「道の心理臨床家の集い」代表などを務めた。2013年、出直し。
早樫一男 (はやかし・かずお)
1952年京都市生まれ。追手門学院大学文学部心理学科卒。京都府の福知山、中央、宇治の各児童相談所長、児童自立支援施設長などを歴任、2011年より同志社大学教授。ファミリーセラピスト、日本臨床心理士、天理やまと文化会議委員、天理教彌生(やよい)布教所長。『人間いきいき通信』(天理時報特別号)に「カウンセリングほっとナビ」を連載。著書に『親のココロ子のキモチ』(共著、道友社刊)など。
古市俊郎 (ふるいち・としろう)
カウンセラー歴20年。2500人の若者のカウンセリングを行ってきた。産業カウンセラー。天理教福之泉分教会長。1952年、金沢市生まれ。1974年、金沢大学理学部数学科卒業。石川県立高等学校教諭を3年間勤め退職。1996年より金沢市教育相談センター教育相談員を経て、現在、心療内科カウンセラー、公立中学校スクールカウンセラー、大学学生相談室カウンセラー、看護専門学校非常勤講師、産業カウンセラーとして派遣のカウンセラーやメンタルヘルス研修講師などを務める。著書に『親のココロ 子のキモチ』『人生相談セレクション』(いずれも共著・道友社刊)がある。
- プロローグ〈早樫一男〉
- 第一章 親のキモチ 子どものキモチ 宮﨑伸一郎
- 美しい言葉の使い方
- 思春期のこころ
- 思春期のこころ(2)――秘密と成長
- 迷惑かける子、かけない子
- 子どもの気疲れ
- みんなの中の自分
- 禁じられた遊び
- 老人力と子ども力
- 変身する人たち
- 親と子の失恋物語
- 破られた写真
- 道に迷ったときは
- ポストセッション
- 第二章 子どもを見る目 古市俊郎
- 生まれる――魂という旅人が〝この世に宿をとる〟
- 寝る――親は最も身近な環境そのもの
- 食べる――「おいしく」を目指す教育
- 住む――〝開かれた家庭〟で子どもは育つ
- 守る――安全管理の土台づくりは親の手で
- 見る――テレビを消して親子が顔見合わす時間を
- つながる――いじめに発展しない心
- つくる――子どもの視点・神様の視点を
- 叱る――外から眺める目を育てる
- 遊ぶ――近所の子どもたちと遊ぼう
- 学ぶ――学ぶことが楽しいと思える体験を
- 死ぬ――「死」の話を遠ざけず、親子で語ろう
- ポストセッション
- 第三章 暮らしと家族 早樫一男
- 心が育つ場所
- 健康な心は「三つの宝」で
- 「き・め・る」――家族の中の決定
- 親と子の間――世代間の境界線は?
- 親と子の関係あれこれ
- 家族の中での呼び方
- 家族のつながり――寝食は?
- 三世代家族――安心して航海できますか?
- 「親」の手本は?
- 父親の席
- 父親復権――夫婦への宿題
- 親の代わりをする子ども
- 家族いろいろ、きょうだいもいろいろ
- きょうだい仲は親次第⁉
- きょうだいの不仲は父母の代理戦争
- 母親をめぐる三角関係
- 「一人っ子」物語
- 父親のつぶやき
- ポストセッション
- インターバル〈宮﨑伸一郎〉 人のこころというものは……足し算思考のすすめ
- 第四章 鼎談 3人のセラピスト
- 教会長になるために心理学を勉強した(宮﨑)
- 数学教師からスクールカウンセラーに(古市)
- 精神科の看護師になろうと思った(早樫)
- 宗教家として、心理臨床家として
- エピローグ〈古市俊郎〉