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“感謝の心”でおもてなし 元キャスターの若女将 藤本理美さん – ヒューマンてんり人


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明治7年創業、高知の老舗旅館「城西館」の若女将。12年前にNHK高知放送局を退いて結婚、若女将として勤めることになったが、接客の経験も自信もなく、周囲の期待や心配の声を耳にするたびにプレッシャーが募った。

そんななか、初代女将から受け継がれている社訓を教わった。初代女将の母親が熱心な天理教信者だったことを知り、脳裏に浮かんだのが、キャスター時代に両親から諭された「日々の感謝を忘れず、しっかりと勤めていれば、画面越しにでも信仰者としての匂いが伝わる」との言葉だった。

若女将となってからは、“感謝の心”を胸に、宿泊客へのこまやかな応対に心を込め、裏方の仕事にも精を出した。丁寧な接客を心がけるうちに、どうすれば人のためになれるのかと、より一層真剣に考えるようになったという。

「どんなに忙しくても、感謝の心で日々を丁寧に生きることを意識したい。人が見ていないところでの心づかいを、神様が受け取ってくださると信じ、これからも人さまのために心を尽くしていきたい」


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