たすけの旬、成人の旬 教会挙げて実動誓う – 登殿参列した教会長に聞く
2023・6/7号を見る
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5月の本部月次祭から始まった「登殿参列」。本部神殿の結界内で参拝した教会長は、年祭へ向けて、どのような思いを抱いたのか――。教会長3氏に話を聞いた。
信者と共に心のふしんへ
小﨑義弘さん(61歳・龍陀分教会長・奈良県吉野町)
今春、教職舎の老朽化に伴い、新教職舎の普請を打ち出した。
さらに、教祖140年祭へ向かう三年千日の旬に、一層の成人の道を歩ませていただこうと決意し、「形の普請と共に心のふしんをし、教祖にお喜びいただけるようぼくに成人させていただこう」をスローガンに掲げた。
具体的な取り組みとして、今年1月から毎月15人ほどの信者さんと共におぢばへ帰り、報恩感謝の思いを込めて神苑の清掃ひのきしんに汗を流している。
教会長として迎える3回目の年祭活動。登殿参列でかぐらづとめを拝し、これまで年祭活動のたびに成人へとお導きくださった親神様・教祖の親心を感じさせていただき、勇み心が湧いてきた。
これからも信者さんと共に日々の理を積み重ね、心のふしんに努めていきたい。
「おたすけの種を蒔く」
小久保房子さん(65歳・日之菅分教会長・埼玉県狭山市)
40年前、教会長後継者だった夫と結婚し、お道の信仰を始めました。その後、教会長を務めた夫が出直したことで、私が教会長のお許しを戴いたのです。
思い返せば、これまでの年祭活動では、さまざまな節をお見せいただきました。つらい出来事もありましたが、親神様はそれらの節を通して、私の信仰を深めてくださったと実感しています。
今回初めて結界内でかぐらづとめを拝し、「親神様・教祖にお喜びいただけるよう、より一層心を磨いて通ろう」と心に決めました。
私どもの教会では「おたすけの種を蒔く」を合言葉に、信者さん方と共に、毎月100枚のリーフレット配りと、身上者へのおさづけの取り次ぎを心がけています。
年祭当日には、歴代会長の思いが詰まったこの教会が、さらに陽気な「たすけ一条の道場」となれるよう、おたすけの種を蒔き続けたいと思います。
人を喜ばせる実践呼びかけ
加藤衆作さん(44歳・岩沼分教会長・宮城県岩沼市)
三年千日に入ると同時に、30年ぶりに部内教会から信者さんが修養科を志願したり、お道から離れていた人が身上をきっかけに再び教会につながったりと、新たな変化を次々とお見せいただき、教祖が早速、先回りをしてくださっていることを強く感じる。
登殿参列では、存命の教祖の手足となれるよう、おたすけに邁進する決意を固めた。
現在は「人を喜ばせる日々を通ろう」との大教会の活動目標を受け、信者さんには、ひと言の声かけからでも、周囲の人を喜ばせようと実践を呼びかけている。
また、教会につながる若者にも、この旬に勇んでもらおうと、お楽しみ行事を催して人材育成に力を注いでいる。
年祭当日、教祖に胸を張って年祭活動のご報告ができるよう、三年千日をつとめさせていただきたい。