友永轟さん(77歳・帝眞分教会教人・天理市)は、医師として患者の治療に尽力した功績が認められ、「旭日双光章」を受章した。「憩の家」の管外扶育生として大阪大学医学部で学んだのち、同院で医師としてのキャリアをスタート。同院の健康管理室副部長や川崎医科大学助教授を務めた。
平成3年、市内に「友永循環器医院」を開業。診察の傍ら、職員らと共に、出直した患者の慰霊祭を年2回行っている。
友永さんは「医療に加え、親神様・教祖に祈ることで患者さんの役に立つことを意識してきた。これからは『求道即伝道』の言葉を胸に、邁進していきたい」と話した。
(池田大・畦内社友情報提供)