【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
北海道教区上川支部(白畠道之支部長)は6月4日、北海道旭川市の旭山動物園で恒例の除草ひのきしんを行った。
同支部では、昭和42年に同園がオープンした翌年から清掃ひのきしんを続け、今回55回目の実施となった。
同園は、国内外から来場者が訪れる全国有数の動物園。ところが過去には、レジャーの多様化による客足の減少や、寄生虫が引き起こすエキノコックス症が園内の動物に広がった影響で、閉園の危機に直面したことがあった。
こうしたなか、同園が独自に推し進めた「行動展示」によって来場者が急増。経営状況もV字回復し、「奇跡の動物園」と称された。
一方、同支部の教友たちは、来園者が少ない時期も、変わらずひのきしんを続けたことで、園の信用は高い。
5支部の教友たちが園内の除草に汗を流した(6月4日、旭山動物園で)
当日は、旭川・富良野・天塩・宗谷の各支部からも婦人会と少年会の会員が参加し、5支部合同で実施。老若男女89人の教友たちが園に集まり、約2時間半にわたって除草ひのきしんに勤しんだ。
白畠支部長(64歳・永山分教会長)は「これまで長きにわたって、園の職員さんや来園する方に少しでも喜んでもらおうと、ひのきしんを続けてきた。これからも多くの教友に参加してもらえるよう、報恩感謝のひのきしんに励みたい」と話した。
(北海道・大矢社友情報提供)