【AI音声対象記事】
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Q. 同僚のAさんは、ウクライナの現状を心配し、SNSで情報を追うように。しかし、戦場の動画などにふれるうちに、気持ちが落ち込み、不眠症となり、会社を休むようになりました。Aさんの人生が壊れてしまうのでは、と心配です。(30代女性)
A. SNSは、いまでは新聞やテレビ以上の”情報ツール(道具)”になりました。どこでもリアルタイムに情報が取得できるメリットがある一方で、デメリットもあります。
ロシアによるウクライナ侵攻の問題はマスコミで連日報道されており、映像や記事を見るたびに心が痛みます。一れつきょうだいが互いにたすけ合い、陽気ぐらし世界を目指すうえからも非常に残念でなりません。
いまはSNSを利用した情報戦の時代でもあります。情報が氾濫する中で、SNSの過度な利用に疲れを感じる人は少なくありません。Aさんのように、心に深い傷を負う人もいます。
現在は教祖140年祭へ向かう、たすけの旬・成人の旬です。悩み苦しむAさんに寄り添い、心が救われるように、話に耳を傾けていただきたいと思います。
できれば、近くの教会へ一緒に足を運び、Aさんの心の救いとともに、戦争終結を祈念するお願いづとめを勤めてはいかがでしょうか。
Aさんに対しては、今やらなくてはならないことを一緒に考えたり、ほかに集中することを見つけたりすることも大事だと思います。共に祈ることによって、親神様・教祖はきっと背中を押してくださいます。
回答者:平澤勇一 (磐城平大教会長・福島教区長)