立教187年 本部元旦祭 – 三年千日活動2年目初づとめ 決意新たに
2024・1/17号を見る
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立教187年の本部元旦祭は1日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で厳かに執り行われた。
低気圧や前線の影響で全国的に荒天となった大晦日。年が明けた元旦未明、防寒着に身を固めた参拝者が濡れた玉砂利を踏みしめながら続々と神殿に集まってきた。
午前5時前、大亮様はつとめ人衆と共に本部詰所をご進発。教祖殿、祖霊殿で参拝した後、神殿上段へ参進された。
大亮様は祭文の中で、新春を寿ぐごあいさつに続いて、「顧みますれば、教祖140年祭の年祭活動三年千日の1年目として、すべてのようぼくが教祖の道具衆としての自覚をと申し合わせ、ひながたを拠り所に、それぞれのつとめに精いっぱい努力を重ねて成人の道を歩ませていただきましたが、大らかな親心のお導きにより、結構にお連れ通りいただきましたことは、誠にありがたい限りでございます」と述べられた。
そのうえで「私どもをはじめ、ようぼく一同は、年祭活動の2年目を迎えて、あらためて自らの足取りを見つめ直し、一段と思召に沿うよう、一手一つに勇んでたすけ一条につとめ励み、厚きご恩にお応えさせていただく決心でございます。何卒、親神様にはこの心をお受け取りくださいまして、今年も変わらぬ親心をもってお連れ通りいただき、陽気ぐらしの世の状に一日も早く立て替わりますよう」と奏上された。
引き続き、立教187年の初づとめとなる、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
夜明けが近づくにつれ、冷え込みが一層厳しくなるなか、「みかぐらうた」を唱和する勇んだ声が神苑一帯に響いた。
祭典終了後、教祖殿へ進まれた大亮様は、教祖の御前で祭文を奏上。「教祖、明けましておめでとうございます」と新年のごあいさつを申し上げるとともに、「私ども一同は、教祖140年祭を目指す実動の2年目を迎え、一段と心を引き締め、教祖の道具衆としてお使いいただく喜びと自覚を高め、をやの御心を世界に伝えて、陽気ぐらし世界のふしんに丹精を尽くさせていただく決心でございます」と言上された。
教祖殿での祭文奏上が終わるころ、東の山並みから初日が昇り、神苑一帯に清々しい新春の陽光が降り注いだ。




