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立教186年”納めの月”の月次祭は2023年12月26日、中山大亮様祭主のもと執り行われた。
大亮様は祭文の中で、今年は新型コロナウイルス感染症による制限が解除され、教内のさまざまな活動や諸行事を再開する一方で、年祭に向かっては、ようぼく一人ひとりがひながたを目標に教えを実践し、たすけ一条の歩みを推し進めてきたとして、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、明けて、年祭活動2年目を迎えるに当たり、あらためて教祖年祭の元一日の理を深く心に刻み、教祖の道具衆としてさらなる教えの実行と丹精を積み重ね、来る年も、足並みを揃えた実動を活発に推し進めさせていただく決心でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
穏やかな冬の日差しが降り注いだこの日の親里。年の瀬の神苑では、参拝者たちが一心に「みかぐらうた」を唱和し、過ぎし1年のお礼を申し上げた。
おつとめの後、上田嘉太郎本部員が神殿講話に立った。
上田本部員は、「ひながたの道を通る」をテーマに話を進める中で、貧に落ちきられたご事歴に言及。形のうえの貧よりも、その奥にある教祖のお心が肝心だとして、「まずはお教えくださったことを実践するとともに、道すがらの奥にある教祖のお心を尋ねる、お心に近づくことが根本だと思う」と話した。