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阪神タイガース
戸井零士選手(天理高OB)
佐藤輝明選手
天理野球会主催の野球教室が14日、天理大学白川野球場で開催された。昨シーズン、プロ野球の日本一に輝いた阪神タイガースの戸井零士選手(19歳・天理高校OB=写真左)と佐藤輝明選手(24歳=中央)が、天理小学校の少年野球チーム「天理コスモ」をはじめ、市内の少年野球チームの子供たちを指導した。
この野球教室は、天理大学野球部トレーナーで、多くのプロ野球選手が使用するスパイクのインソール(中敷き)を取り扱う株式会社「RIKI」代表取締役の川端典邦さん(周東大教会ようぼく)の働きかけで実現したもの。
雲一つない晴天となった当日。白川野球場に阪神タイガースの球団歌『六甲おろし』が流れるなか、戸井・佐藤の両選手が球場入りした。
野球教室は、各チームに分かれてのキャッチボールからスタート。この後、子供たちは、天理大学野球部の協力のもと、ノックやティーバッティングに汗を流した。
両選手は会場を見て回りながら、「リラックスして、ボールを優しく包み込むように取るといいよ」「打つときはボールの下のほうを狙おう」などと、子供たちに分かりやすくアドバイスしていた。
練習の途中に設けられた質問コーナーでは、子供たちの「試合のときに心がけていることは?」といった質問に丁寧に答えていた。
教室を終えた戸井選手は「これから中学・高校と成長していくなか、子供たちには『野球が好き』ということを忘れないでほしい。私も天理で成長することができたので、天理で野球を続けてもらえたら」と話していた。