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天理よろづ相談所病院「憩の家」(山中忠太郎院長)は、奈良県から災害派遣医療チーム「DMAT」の派遣要請を受け、1月10日から14日にかけて医師ら6人を被災地へ派遣した。
「DMAT」は、災害発生時に迅速に被災地へ駆けつけ、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チーム。「令和6年能登半島地震」により、甚大な人的被害が出ている石川県では現在、全国各地から「DMAT」の医師や看護師らが集まり、病院や避難所などで医療支援を行っている。
10日、同病院の本館(南病棟)前で行われた出発式では、山中院長が「現地では、体調や身の安全に気をつけて活動していただきたい」と激励。医師や看護師ら6人は、病院スタッフに見送られながら被災地へ出発した。
「憩の家」DMATチームは、10日から石川県DMAT活動拠点本部(石川県立中央病院内)の指揮のもと、現地での医療支援に尽力。5日間の活動を終え、14日に帰着した。